【受験生からの相談】会社員時代の仕事内容、業務量、独立後の悩みなど

「質問させて下さい」とDMが届いたので、お話を聞きました。今回はその質問に回答する動画です

専業生「こんにちは。」

丸山「初めまして。」

専業生「●●と申します、本日はよろしくお願い致します。」

丸山「宜しくお願いします。」

専業生「すみません、本当にお忙しい所急なご相談のご対応いただきまして。」

丸山「いえいえ、大丈夫ですよ。じゃあちょっと質問ですね。」

専業生「はい、宜しくお願いします。私の方から順次させていただいても宜しいでしょうか?メモに沿っていかせていただくんですけど、私がなぜ目指しているかという所も鑑定会社に勤務されてその後独立されて自分の事務所をお持ちになってという所のキャリアを歩んでいらっしゃって、その中でも大和不動産鑑定に鑑定士を合格されてから入社されて。そこでの業務についてお伺いしたいんですけども。会社全体としてという所と、丸山先生ご自身がご担当されてた業務の内容を…YouTube動画でも何度もおっしゃっているとは思うんですけども、改めてお伺いしても宜しいでしょうか?」

丸山「はい、もう本当動画の回答の通りで。当時は証券化が大和の中で9割くらいは肌感覚あった感じなんですよね。9割以上ですかね、むしろ。9割以上証券化っていう所で、1割くらいが一般鑑定っていう様なイメージだったんですけど、これ東京だけかもしれなくて。多分、他の大阪とか名古屋に行くと、一般鑑定の方が比重が増える場合もあるんですよ。自分の場合は、東京本社限定なっちゃうんですけど、しかもそれも4年くらい前の話しなので、ちょっと古い話しになっちゃうんですけど、その時では、9割近くが証券化っていうイメージでした。今では、一般鑑定の比重が増えてるみたいだったんで、北脇さん(大和)に前動画に出てもらった時には、8対2で2割が一般鑑定くらいっていう話しでしたね。」

専業生「なるほど。一般鑑定としては、どのような依頼者からの依頼が?」

丸山「多分、金融機関が多いと思います。」

専業生「私自身も、どういう所に就職先を考えようかなという所で、証券化の案件のやりがいっていのがあんまりイメージが付かなかった所があって。」

丸山「やりがいとかって、勿論、大事だと思うんですけど、やりがいがあっても金銭得られなかったら絶対やりがいなんてなくなっていくと思うんですよ、段々。」

専業生「そうですね、金銭第一にあってこその次にやりがいってところですからね。」

丸山「そういう所が一つと、後その証券化の中でも学べる所って結構多くて。同じ証券化でも歴の浅い人と鑑定歴深い人で全然変わってくるんですよ。鑑定経験というかスキルがやっぱり求められてくると思うので。評価書がハリボテか、土台がちゃんとある評価書かっていう所は同じ証券化でも違うなと思いますし、そこは独立後も活きてくる部分かなと思いますけどね。」

専業生「結論としては、同じ所に居たとしても腕の見せ所が?」

丸山「そうですね、自分の中で腕の見せ所だと思ってますね。」

専業生「あと、大和不動産鑑定に関して、給与面と言いますか、待遇面とか休日はどれくらいあるか等、勤務状況をお伺い出来ればと思うんですけども。」

丸山「今はだいぶワークライフバランスって言うんですか、上の人がちゃんと仕事量を調整して一人の人に負荷がかからないようにやってるっぽいんですよ。なので、基本的に残業は減らしていって、休みも取ってくださいっていうスタンスになってると思うんですけど、自分の時はそこまでじゃなかったんで、後輩・部下でやりやすい人やりづらい人がいるので、やりやすい人に投げる傾向があったんですよ。っていうと、その人が負荷がかかるっていう事があったんですけど、今はそうじゃないっていう所が一つで。自分の場合は、仕事が遅かったっていうのもあったんで、残業とか土日出勤もしてたかなっていう気はしますね。」

専業生「今は比較的正常というか、一人の人に負荷がかからないようにという事も踏まえて、少しワークライフバランスに舵を切っている方向っていうのはある感じですかね?」

丸山「今、社会的にそういうニーズが強いじゃないですか。なので、そこはどの鑑定会社も意識してる感じはしますね。」

専業生「分かりました。では、またそっち系統の話しばっかになってしまうんですけど、大和鑑定だと地方転勤とかの可能性っていうのは?」

丸山「ゼロではないっていう所ですけどね。」

専業生「それほど多くはないっていう感じですか?」

丸山「研究所ほどは多くないと思いますよ。ただ、研究所も最近は東京に集めてるみたいな所もあるらしいので。研究所も年によってだいぶ変わるらしいんですよ。」

専業生「研究所に行かれた先輩の話しを聞くと、かなり転勤が多いからと。私の妻が自治体職員で今後まだ働くので、中々地方に行くのは難しいという所で研究所は難しいのかなって考える所があったけど、それも年によってなんですね。」

丸山「みたいですね。」

専業生「分かりました。ありがとうございます、参考にさせていただきます。続いての質問に移らせていただきまして。先程も一部お話し伺ったんですけども、大和鑑定での業務と独立された後の業務の関連性、活きている部分。大和時代の仕事が独立後に繋がったっていうのがあれば、お聞かせいただけますでしょうか?」

丸山「類型っていう所で考えると、大和時代は証券化が多かったので当然、貸家及びその敷地だったんですよね。今は、その貸家はあんまりなくて。あったとしても、建付地。貸家建付地の評価とか、あとはそれが建物になったりするんですよ。部分鑑定評価で出すっていうのが多いので。類型としては、貸家だけから貸家をベースに建物や建付地として出すことが増えているっていうのが一つと、マイホームの評価っていうのもあるので、財産分与に伴う評価っていうのもありますし…。適用する手法は、DCF法はもう暫くは扱っていないってのがあるので、正直大手とか証券化でやってる方がレベルが高い気はしますね、やっぱり。求める資料も、かなり厳密に請求しないといけないですし、スケジュール感とかBtoBなので、やっぱり厳格にしないといけないですし、個人は、法人ほどの厳しさはないので資料とかも追加でもらいやすいっていうのはあるんですよね、傾向として。というのがあるので、お客さんとかも当然変わってきますし、扱う類型も変わってくるんですけど。総じて言うと、証券化の時ほどの色んな意味での厳格さは、個人の方がちょっと弱いかなって気はしますね。」

専業生「今は、個人の方からの依頼の方がかなり割合としては多いですか?独立後は。」

丸山「そうですね、ほぼほぼ個人の方ですね。」

専業生「そうなんですね。私自身も独立したら個人の方を相手にお仕事をしたいなと思ってる所ので、非常に参考になります。独立された方は、全体的に丸山さんに限らず個人相手の方、メインの方が多いんですか?」

丸山「そんな事はないですね。自分の知ってる方で東京で開業してる人とかは、法人メインでやってると思いますし。」

専業生「先生は、自分のやりたい評価の方向として個人相手だったっという感じですか?」

丸山「いや、営業した結果、個人になったっていう感じですね。別に法人を諦めたというか捨ててる訳ではないで、このまま引続き営業は続けていくっていうのはありますけどね。」

専業生「今、大和鑑定でのお仕事と独立後のお仕事の違いとしては、類型が違う所と、依頼者も法人中心から個人中心という所で。逆に、こういう部分が大和時代には全然経験出来なかった事によって、ちょっと独立後に困った経験ってありました?」

丸山「それはあんまりなくて。色んな類型に触ってないとその類型が評価出来ないって思いがちなんですけど、評価書って多分変わるポイントが4分の1とか3分の1くらいなんですよ。それ以外の4分の3とか3分の2って、ほぼほぼ固定というか。雛形みたいな感じで決まってくるんですよね。その3割とか2割の部分を他の評価書を見て、引っ張ってこれれば、それで評価書は出来るので、別に大和時代にこれしてなくて困ったなっていうのは今の所ないですね。」

専業生「なるほど。本当に鑑定評価の根っこにある所は、どんな類型であれ…。」

丸山「そうです。」

専業生「ありがとうございます!次の質問に移らせていただいて。」

次へ続く


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【受験生からの相談】大手で働くメリット


丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。

県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。

最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)

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メールの場合:mail@maruyama-res-office.jp

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