この度、開業12年目の不動産鑑定士である藤田先生に「オススメの独立方法」について、お話しいただきました。
これから独立を考えている鑑定士の方の参考になりますと幸いです。
なお、当記事は約2,200字ありますので、約5分(500文字1分で計算)で読み終えます。
それではどうぞ!(^o^)/~~~
時間がない方へ(書き起こし内容)
今回の動画は横浜で開業している藤田先生にご出演頂きました。
藤田先生は開業して11年経過しているベテラン鑑定士の方になります。
今回の動画も全部で3部構成となっておりまして、一本目の動画は藤田先生の経歴や独立するに当たっては大手と個人のどちらに進んだ方が良いのか、といったことを聞いています。
二本目の動画は売上の推移や営業方法、独立のメリットを伺っています。
三本目の動画では、行政書士もお持ちなので行政書士と鑑定士のダブルライセンスのメリットや、受験生に対して鑑定士の良い点や将来性についてお話を伺いました。
今回も大変面白い動画ですので、是非最後までご覧ください。
ではどうぞ!
丸山:本日はよろしくお願いいたします。まず、藤田さんの簡単なご経歴からお伺いできますか。
藤田氏:大学卒業後デベロッパー会社で働きましたが、1年で辞め、その後紆余曲折を経て25歳くらいに資格を取ろうと思って、鑑定士の勉強を始めました。
論文式試験には27歳くらいに合格して、30歳で鑑定士登録をしました。試験合格後から鑑定士登録するまでの間の3年半は赤坂の個人事務所で修行させて頂き、鑑定士登録後は日税不動産情報センターの鑑定部、東京カンテイを経て、平成21年に今の会社を立ち上げました。
丸山:現在おいくつですか。
藤田氏:46歳です…(笑)
丸山:では15年以上は鑑定畑という感じですね。
藤田氏:そうですね。
丸山:それぞれの会社では仕事内容は変わりましたか。
藤田氏:変わりましたね。個人事務所時代は、大きな生命保険会社や金融機関をクライアントに抱えていたので、一般評価かつ全国出張が多かったです。
次に日税の鑑定部では、税理士さんとその関与先が顧客になりますので、税理士さんとのやり取りが頻繁にあって、相続の申告に関する評価や広大地の評価をやっていました。
最後に東京カンテイの場合はリート案件が多かったです。なので、3つの会社の業務内容は異なっていますね。
丸山:会社員時代は様々な経験をされた訳ですね。
藤田氏:真面目な話、色々な経験をさせて頂いて、しごいてもらったかなと思っています(笑)
丸山:例えば、東京カンテイに5~6年いたとしても、日税のような仕事は出来なかったんですか?
藤田氏:出来なかったと思います。というのも、東京カンテイ位の規模になると、相続絡みのような個人事務所が受ける案件は受けられないんですよね。
東京カンテイは業界内でも大きな会社ですし、それに広大地の評価って、厳密言えば鑑定評価ではないので、そのような案件を受けることは会社の規模を考えると出来ないと思います。
正直、私の規模の会社では、今の仕事で役に立っているのは日税の頃の仕事です。今の顧客は中小企業や個人のお客さんが多いので、その頃にやらせて頂いた経験が生きています。しかし、東京カンテイの時はスピード感をもって大量案件をこなすということが必要でしたので、その経験も役立っていますよ。
丸山:では、それらを踏まえて、大手と個人に行ける人がいた場合、その人が独立を考えているのであれば、どちらに行った方がいいですかね。
藤田氏:難しいですね。年齢が若かったり、時間に余裕があるなら両方に行った方がいいと思いますけどね。
私は独立するまでに仕事内容が異なる会社を2社行こうと思っていたんですね。やはり、1つの会社だけだと、その会社に染まってしまうこともありますが、2つの会社を見ると視野も広がると思いますし。
実際、日税の頃は税務署に提出する評価だったので、1つの評価には時間をかけられましたが、東京カンテイの時は大量案件をこなす必要があったので、効率的に評価書を作る方法を覚える必要がありました。なので、2つの会社を経験出来たことはよかったと思っています。
丸山:確かに、私は前職が大和不動産鑑定でその時の仕事しか経験出来ていないので、広大地の評価などはしたことがないですね。
藤田氏:当時はそこまで深く考えていなかったけど、今となっては結果的に良かったですね。
丸山:では次に藤田さんの営業方法についてお伺いできますか?(続く)
以上が今回の動画になります。ありがとうございました。(次回へ続く)
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丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。
県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。
最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)
鑑定評価の必要性がございましたら、お気軽にご相談ください。
メールの場合:mail@maruyama-res-office.jp
電話の場合:090-9300-9694
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