【日本不動産研究所で働きたい人必見】現役鑑定士がインタビュー/同社の働きやすさをOBが解説!

この度、一般財団法人日本不動産研究所のOBの方に「同社の働きやすさ」について、お話いただきました。
大手で働きたい方、論文式試験合格者、不動研で働きたい方は是非参考にしてください。
なお、当記事は2,600字ありますので、約6分(500文字1分で計算)で読み終えます。

それではどうぞ!(^o^)/~~~

時間がない方へ(書き起こし内容)

今回は2本目の動画です。

2本目は研究所の働きやすさについて、お話を伺いました。

ではご覧ください。どうぞ!


丸山:実際、働きやすいさという点ではどうですか?

研究所:基本、東京本社と地方で温度差がある感じです。地方だと人数が少ないので、人間関係が結構重要になります。10人とかもっと少ない人数だと、合わない上司が何人かいるとカオス化する傾向がありますwww
東京だと200~300人いるので、仮に合わない上司がいても全然やっていけますし。
人間関係が希薄っていうイメージがありますね。地方は人間関係が濃いですwwww

丸山:実際、過去地方に行ったときに、この人は参ったなって人はいたんですか?

研究所:いましたねwwww 未だに思い出したくない過去はありますwww
地方の支社や支所で10数年いると発言権とか増してきて、パワハラみたいな感じになりますwwww
なのである程度、一定程度で転勤とかは必要だと思いますね。

丸山:東京だと人が多いので変な人がいても濃度が薄れるってことですか?

研究所:仰る通りですね。東京は人間関係が希薄なので、例えば誰が何をしているって分からないですが、地方の場合は10人くらいになると誰が何をしているとか把握されたり、さぼっていると険悪なムードになったりしますね。「なんで俺にばっかり案件振ってくるんだよ」ってwww

丸山:人数が少ないと濃度が濃くなりますよね。

研究所:そうですね。例えば支社長と事務職さんっているんですけど、事務職の方が20~30年長くて、支所長とかが若かったりすると支所長の方が舐められたりとかwww

丸山:www 事務員さんに舐められるんですかwww

研究所:勤続が長い事務員だと評価書もたくさん見ているので、物件を知っていたりして「この物件先例あるよ」とか、賃料帯や価格帯とか、結構詳しいって方はいますね。
それに地方は支所長と事務職の仲が悪いケースもあったりして、そうすると一日会話がないので地獄ですよwww
出来た評価書を渡す時だけ「よろしくお願いいたします」だけで、あとは険悪ってところは地方だとありますね。

丸山:支社や支所によってはカオスな地方転勤になる可能性があるんですねwww

研究所:基本事務職の勤続年数が長いので、そういう人を怒らせると仕事がやりにくくなるかもしれませんね。
なので、こまめにお菓子配りとか、差し入れとかいう気配りも必要になります。

丸山:大変ですねwww 環境でもストレスを感じるというのは。

研究所:個人的には東京が一番ラクでした。同じ歳の鑑定士もたくさんいるので、一緒に昼飯を食べに行ったり、そこで色々と話したりすることでストレス発散が出来たんですけど、地方に行くとどうしても人数が少ないので、年齢層がバラバラで世代のギャップとかもありましたしwww

丸山:実際、東京の仕事内容は証券化が多いんですか?

研究所:証券化部と一般案件だけやる本社事業部に分かれていて、証券化部だと完全に証券化案件っていう感じですね。逆に本社事業部に行くと9割は一般案件ですね。

丸山:一般案件はどういうのが多いんですか?

研究所:役所の案件もありますし、あとは普通の民間企業の案件もありますし、多岐にわたります。

丸山:どっちの方が忙しかったですか?

研究所:格段に本社事業部ですね。証券化はどちらかと言うと継続化すれば、機械的に処理できますが、一般案件だと、例えば裁判案件の継続賃料ばかりやっているチームもあるので、そうすると常に裁判案件の重い継続賃料をやることになります。
そうなると精神的にも肉体的にも厳しいと思いますね。裁判案件をやっていない部署でもクセが一癖二癖ある案件が多いので、本社事業部の方が遅くまで残っている人が多かったです。

丸山:東京本社の証券化部と本社事業部では、残業時間はどれくらいあるんですか?

研究所:人にもよりますが、証券化部は8時には人がいなかったですね。ただ、一部熱狂的な人は残ってやっているという感じです。
逆に本社事業部は10時、11時でも結構残っている感じでした。7時くらいだと普通にみんな残っていてって感じですwww
証券化部で10年位証券化案件しかやらないとなると、賃料評価とか、そういったのは面倒くさくて出来なくなりますよwww
あと証券化部だと直接お客さんとやり取りしている人は、やりがいをもってやっている人も多いですが、案件処理だけやるような人も結構いるので、そういう人は飽きちゃうのかもって感じですね。

丸山:地方の場合は残業とかあるんですか?

研究所:地方の方がどちらかと言うと忙しいと思います。やはり人数が少ないですし、地方だと色々な公的評価から、一般案件、裁判案件、証券化案件、お客さんの顧客対応から全てやらないといけないので、地方の方が実力が伸びると思います。
東京だと完全に分業制なので、営業する部署もありますし、案件処理だけになってしまう人もいたりしますし、証券化の中でも物流チームとか、チーム制で分かれているうえに一般案件も出来ませんから、お客さんと殆ど会わないという人も出てしまいます。
ですが、地方は全てやらないといけないので、地方の方が忙しいかもしれないです。

丸山:本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。


⬇︎⬇︎⬇︎前の動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎

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