【地方開業】営業方法/飲食業に手を出して大失敗した話

前回からの続き

丸山「ありがとうございます。あと、利根さんの営業方法みたいなのってどういう営業スタイルなんですか?」

利根「あの、めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど・・・お酒っす」

丸山「あぁやっぱり。自分も、東京・神奈川で見ている売上の高い人って飲み会の席で関係を作って仕事に繋げている方が殆どだったんですよ。」

利根「うん、俺もそもそもお酒が大好きなんで(笑)」

丸山「大酒豪なイメージですね(笑)」

利根「お酒飲めたんでね、大和は入れて東京にも行けたっていうね(笑)これ、面白いから言っておこう。波多江さんが採用の俺の責任者だったんだけど、面接に福岡市支社に行って、いや、九州支社か。当時、部長の波多江さんと初めて会って、第一声凄かったよ。普通さ、何か志望動機とかあるじゃない?いきなりの質問が、君は酒とタバコと麻雀はやるのかね?って聞かれて。もう正直、何かの罠なのかなぁと思うじゃない、なんか。めちゃくちゃ頭がガーって働いて。何が一番ベストなんだ回答として...いいや、取り敢えず嘘ついてもしょうがないし、全部大好きですって言ったら、波多江さんが膝をパンっと打ってうちはそういう人を待ってたんですよ。って言って採用っていう(笑)まだね、そんな緩い時代の大和よ。今じゃ絶対は入れないけど。」

丸山「(笑)」

利根「それで、その日も当然飲みにも連れて行ってもらったし、何しろ紹介してもらったし。だからお酒の大切さを知れたし、東京にも呼んでもらえたし...みたいな。それは今でも通ずるかな。まぁ仲良くなるのが目的だけどね。仲良くなれば当然仕事くれるよねっていう。そんだけの話しで。」

丸山「そうですよね、自分も飲み会とかで関係性を作っていくのが一番良いんだなってやっぱ思いますね。」

利根「うん、やっぱ周りも結構みんなそんな感じなんだね?」

丸山「利根さん以外でも売上高い人の特徴は飲み会の席とか飲み会で顔を売っていくとかですね、知り合いを作っていくっていう人が多かったので。そうなんだろうなって思いますね。」

利根「それこそ、大和に入って鑑定士になって1年目、上司の評価があるじゃない?当時あって。結構、上でつけてくれたのよ。それで理由は、その時たまたまね、俺仕事を取ってきたのね。それも福岡時代に飲み友達の弁護士がとある全国チェーンの電気店の家賃の訴訟をしてて。全国9店舗くらいかな?家賃の評価を書いてほしいって。だから1店舗200万くらい取って、1,800万くらいもらったのかな。それを取ってきたっていう功績がやっぱ一番でかいと思う。利根くんがどんな良い評価書を書こうが関係なくて今回の評価はそこだと。でも、まぁそれはそうだよなと改めて。」

丸山「今回、利根さんは今地方開業、大分県でされてて鑑定、M&A、そして仲介、さらには不動産の賃貸経営の4本柱で開業されてるって事だったんで、そこについてお話しを聞かせてもらいました。ありがとうございました。」

利根「とんでもないです、何か全然話しが色々と飛んじゃったけど。」

丸山「いえいえ。正直これから地方で開業していこうって人とか、そういう人の参考にもなりましたし、鑑定でもM&Aやってるだ。みたいな。仲介はやっぱり聞くんですけど、M&Aやってる鑑定士なんてたぶん利根さんだけですからね。」

利根「始めた当初、俺が日本で一番最初じゃないかな、恐らく。」

丸山「それも今では軌道に乗って、売り上げが立ってるっていう所だったので。そのお話しをしていただいて本当にありがとうございました。」

利根「とんでもないです。」

丸山「特に利根さんの事務所で実務修習しようと思ってる人は、独立志望っていう感じですね?」

利根「そうですね。最終的にそういう人の方が多分役に立つというか。どっかのタイミングで仕事取ってくる立場になるし、そうしたら必ず必要になってくるノウハウかなっていう。なので、そういったことを学べるマインド。学べるかどうかですね、マインドを持ってもらうためには良いんじゃないかなと。」

丸山「そうですよね。やっぱり実際に独立している人がこういう風にして鑑定以外の所でも売上を作っているっていうのは一番勉強になりますからね。」

利根「長い目で見たらそうじゃないかな。さっきも言ったけど、修習は合格するのは合格前提というか。もうそれは当然ですよねっていうスタンスでいるし、そういう人が来てもらわないとこっちもつまらないというか。手前味噌やけど、俺が独立の時に今のこのノウハウを全部教えます。その代わりに1,000万ですって言われても、多分買うもんね。だって、数年でペイするじゃんっていう事は伝えようかなって思う。」

丸山「ちょっとまず私に売ってもらって良いですか(笑)まず1,000万で買いたいです、私が(笑)神奈川県でお願いします。」

利根「(笑)鑑定士って専門家って感じだよね、ノウハウが。」

丸山「実際、そういう情報もないですからね、今ネット打っても。利根さん、イノベーターな感じしますからね、自分から見てても」

利根「いやぁ、そう言ってくれると嬉しいけど。ただ、100個くらい失敗してるけどね。」

丸山「あぁ、それは見えないというか、やっぱ実際失敗されてるんですか?」

利根「してる。俺思ったら基本全部やるんで、もう数限りないというか。」

丸山「因みに過去話せる中で良いんですけど、どんな事やって途中で辞めたっていうのがあったんですか?」

利根「もうね、全然鑑定とは離れるけど、一番の大失敗は明確に飲食業。M&Aをしてた時に、まだ5年前くらいは特に浸透してなかったんだよね地方では。良い案件(物件)があったんだけど、M&Aって言うだけでハゲタカ怖いみたいなイメージな時代がまだまだあって、良い案件だけど買い手が居なかった、田舎では。たまたまそれが焼肉屋とカフェだったんだけど、勿体ないじゃない。このまま廃業にいくと。なので、じゃあ俺買って良いですかって話して。2つ立て続けにやったんたけど、もう2つとも1年で閉じて。これは駄目だと。もうちょっとね、飲食業をなめてたというか。もうあれは痛い目にあって、本当に2,000(万)くらい飛んでった。」

丸山「まじっすか!?」

利根「それはその時は500(万)で買って、条件なんかも全部引き継ぎで。そこからもう出ていくばっかりで。トータルで恐らくカフェも含めたらそのくらいマイナスになってるけど。まぁ土台があったんで、さっきも言ったように。失敗しても何とか生きていけたんで、良い経験になったというか。それ以降飲食店続いてる人見るたびに尊敬してるもんね、やっぱり。」

丸山「利根さんが、飲食に手を出していたっていうのは全く存じ上げなかったので、それはちょっと意外でしたね。」

利根「その時期は半年くらい給料日になったら吐き気したもんね。払う側だからさ。借金で死ぬ人の気持ちが生まれて初めて分かったみたいな(笑)何で借金になるまでわざわざ飛び込むんだみたいに思ってたけど、これがエスカレートしたらそうなるんだな、みたいにちょっと理由が分かったみたいな。」

丸山「その案件は最終的に売却されたんですか?」

利根「うん、売却して。」

丸山「いやぁ、一気に自分緊張感が走りました、今。利根さんと言えば、順風満帆というか。増え続けているイメージだったので。」

利根「いやいやいや。確かに儲かってるねみたいなイメージで言われるけど...」

丸山「いやぁ、何かありがとうございます。」

利根「とんでもないです。」

丸山「特にM&A関係と利根さんの飲食失敗談っていうのは自分の中で刺さっちゃったんで。」

利根「(笑)ちょっと失敗談、数限りなくあるんで(笑)」

丸山「そういう話しも聞けますからね、修習に行ったら」

利根「そう、失敗談の価値はやっぱでかいと思う本当。」

丸山「すみません、今日はお忙しい所」

利根「いや、とんでもないです。」

丸山「ありがとうございました。」

利根「また何かあったらいつでも宜しくお願いします。」

丸山「では、また宜しくお願いします。」

利根「はい、どうもです。」

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。


⬇︎⬇︎⬇︎地方開業の実態⬇︎⬇︎⬇︎

【地方開業】鑑定士は田舎で食っていけるのか?


丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。

県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。

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