鑑定業界大手三社就職事情/オススメの不動産鑑定会社

時間がない方へ(書き起こし内容)

まず、大手三社とは

・一般社団法人日本不動産研究所(以下、「研究所」)

・大和不動産鑑定株式会社(以下、「大和」)

・株式会社谷澤総合研究所(以下、「谷澤」)

の三社を指します。

私はこの中の「大和不動産株式会社」に在籍しておりました。

この三社の就職事情についてですが、鑑定会社といえども一般企業と同様で、採用したい社員は

・若い人
・高学歴
・ハイキャリア

の人を採用したいはずです。(まぁ、当然ですよね)

あとこれも一般企業同様かと思いますが、35~40歳で就職事情が変わります。(ここについては後ほど詳しくお話しします)

では、新卒、中途の順にお話をしていきます。

まず、新卒(大学在学中に鑑定士試験に合格した人)は、基本的に大手三社から内定が出ると思っていただいて結構です。そもそも大学在学中に不動産鑑定士試験に合格する人は少ないので、若くて優秀な人は企業としても欲しいからです。

次に中途採用ですが、20代の人は四大卒であれば基本的には入りやすいです。ただし、高卒の人は研究所は厳しいと思いますが、大和・谷澤であれば入社できる余地はあると思います。理由ですが、研究所の知り合いは皆さん大卒の人でした。なので、私のように高卒の人がいなかったというのが大きな理由です。(ちなみに私の最終学歴は高校卒業です・・・涙)

逆に大和・谷澤には高卒の人がいましたので、高卒の人はこの二社に絞ることをおススメします。

30代の人もそこまで20代の人と大きく変わりませんが、35歳を超えると前職のキャリアであったり、その人の鑑定歴というものが見られてしまいます。

そして40代になりますと、その人に一芸がないと入社することが難しくなります。

例えば、他士業の資格(弁護士、会計士、税理士等)を保有している、あるいは鑑定経験が一通りある(20代で鑑定士になり、30代で他業種に転職し、40歳になってまた帰ってくる)という方に限られます。

したがって40代で試験に合格しても一芸がない人は、大手三社への入社が難しくなります。当然ながら企業側も40歳の人を一から育成する場合、教育コストがかかりすぎるからです。

なので、一般企業同様鑑定業界も40代となると入社するにあたりハードルが上がります。

次に企業別の転勤事情ですが、研究所は年によって異なるようです。

ある年は入社後すぐに地方に飛ぶという場合があれば、ある年は鑑定士になるまでは東京・大阪といった都市部で働き鑑定士になった後に地方へ飛ぶという場合もあるそうです。

ただ、最近では後者の考えが強いようで鑑定士になるまでは都市部で働き鑑定士になったときに地方へ行くようです。

大和谷澤については、東京・大阪で鑑定士になるまで働き、その後必要に応じて地方転勤となるパターンが多いです。

ただし、上記二社の場合は全国転勤の可能性があるものの、研究所ほどではありません。

そして最後に私のおすすめの鑑定会社ですが、それは

【大和不動産鑑定】です!

理由は、

  1. 総じて給与が高い(気がした)
  2. 質問をすると教えてくれる上司や先輩がいる(労働環境、人間関係に恵まれた)
  3. 転記の可能性が低い
  4. 退職後も交流が続く

などが挙げられます。

なので、合格者の人あるいは転職を考えている鑑定士の人には、大和不動産鑑定株式会社をおススメします。


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【不動産鑑定士受験生必見】オススメの本5選

 

⬇︎⬇︎⬇︎大手鑑定会社の転勤事情についてはこちら⬇︎⬇︎⬇︎

【不動産鑑定士】 139/大手事務所の転勤事情


以上が今回の動画です。ありがとうございました。

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県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。

最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)

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