【不動産鑑定士】 29／コロナによる就職の影響／不動産鑑定業界も不況到来か

コロナによって就職がどうなるのか、受験生は心配ですよね。

そんな受験生は必見の内容です！！

時間がない方へ（書き起こし内容）

今回の内容は、質問をいただいたのでその回答動画になります。

Qコロナウイルスの影響で経済の影響等が考えられますが、今後の大手不動産鑑定会社の求人にも影響があるのでしょうか？

以下、回答です。

質問の回答ですが、正直、今の状況では判断ができない、という回答になります。理由としては、影響があるとも影響がないとも言えてしまうからです。

鑑定士の求人は、日本不動産鑑定士協会連合会という団体の求人サイトに掲載されます。先ほどその求人サイトを確認したところ、求人数は20件ほど掲載されていました。

そのなかの求人情報では、大和鑑定を除く、日本不動産研究所と谷澤総合鑑定所がありました。他にもTOP10に入るようなJLL森井鑑定株式会社や日本ヴァリュアーズ、東京カンテイ、日本土地建物、といった会社の求人もありましたので、これだけをみるとコロナの影響はそこまで感じられないことが見受けられます。

また緊急事態宣言発令後にマイナビが実施した調査によると、調査対象企業1,900社のうち、その8割は採用予定者に変化はないという結果でした。

したがって、企業が想定している状況はそこまで悲観的なものではないことが分かります。

しかし、今の状況は実体経済が止まり、リートを含む不動産市場も完全に止まっています。当然、鑑定会社も不動産が動かない以上、新規の仕事が生まれないので売上を伸ばすことが難しくなります。

したがって、この状況を一般的に考えますと、コロナの影響が長期化すれば、取引が動かない以上、仕事が増えないので採用も増えない、ということになるはずです。このため、求人そのものを様子を見て出さないという会社もあれば、昨年と変わらずに求人は出すが採用数は減らす、という会社も出ることが考えられます。

さらに、コロナ名の状況も夏に一度沈静化して冬にまた患者数が増加する、というニュースも流れていますし、薬の開発はまだ時間がかかるため、会社によっては求人そのものを出さないという会社もあるはずです。

以上からこれらを考慮すると、現状では影響があるともないとも言えてしまうので、今の状況では判断できないという回答になってしまいます。

⬇︎⬇︎⬇︎その後の就職に関する動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎