【三人目】合格者インタビュー/勉強時間、試験後の感触、就職事情、受験生に向けて〔2/2〕

前回からの続き

丸山「総勉強時間はどれくらいですか?」

三人目「今年は、2,300時間です。ただ、丸山さんに見てもらった以外の期間も合わせると、3,500~4,000時間です。」

丸山「全答練の成績は?」

三人目「一回目は、●17位で教室で絞れば●6位だったかと思います。二回目は、演習で大ゴケしてしまい県外。鑑定理論は一位。全部の成績を合わせて、100位以内くらいでした。」

丸山「あかーん(笑)」

三人目「鑑定理論は高かったので、大体そういう人は10位以内のランキングに入っているんですけど自分だけいませんでした(笑)」

丸山「鑑定理論が強かったんですね!」

三人目「はい、宅建で民法を少し触れたくらいだったので鑑定理論で突き抜けるしかないと思っていたので真面目にやっていました。」

丸山「日々の勉強で意識した事は?」

三人目「分からない所を分からないままにしないという事に尽きると思います。TACの質問回数も全部使っていました。」

丸山「受験生時代辛かった事は?」

三人目「鑑定士を目指そうと思って5年間やっていたんですが、2年くらい勉強に集中出来ずサボっていたことがありモチベーション維持が難しかったです。勉強内容自体はさほど難しいわけではないけど、量が膨大。やってもやっても終わらない暗いトンネルはいつ抜けるんだろうという感覚。周りの友達は遊んだり仕事で出世して良い給料をもらっているのに自分は何をしてるんだろうと取り残されている感覚が辛かったです。」

丸山「孤独な所は受験生が皆感じていますよね。この勉強を通じて学んだ事は?」

三人目「勉強を通じて知的好奇心・向上心でしたり、最後まで勉強をやり切った達成感が強かったです。」

丸山「考え方も激変した感じですね?」

三人目「そうですね。」

丸山「今までがご自身が思っているほどの充実した人生が送れていなかったかもしれないですね?」

三人目「そうですね、QOLが低かったと思います(笑)」

丸山「難関資格を取得した経験と自信がそうなったのかもしれないですね。」

三人目「自分自身を認められる部分が増えたかと思います。」

丸山「試験直後の感想は?」

三人目「出し切った!という感じで7割合格の印象でした。しかし、帰ってからテキストを見ると間違えている箇所がちらほら。合否までは悶々と過ごしていました。」

丸山「今後は?」

三人目「特殊なケースかと思いますが、知人の鑑定士の元で実務修習をした後に就職活動を行います。」

丸山「地方でこれから就活せずに実務修習をし、二十代後半から鑑定士として就職していくという事ですね。」

三人目「28歳の年に終了考察があるので、そこで鑑定士として就職になるかと思います。」

丸山「どんな鑑定士になりたいですか?」

三人目「一言で言えば職人ですね(笑)」

丸山「良いじゃん(笑)!来年の受験生に向けて一言ありますか?」

三人目「周りのネガティブな意見に左右されず、正しい事を信じていってほしいなと思います!合格した際のうれし泣きして飛び跳ねた爽快感は合格者しか味わえないと思うので、頑張ってほしいです!」

丸山「一年間頑張って、合格して本当に良かったね!」

三人目「本当にありがとうございました!」

丸山「この試験は誰でも受かる試験でしょ?」

三人目「そうですね、自分でもできましたし内容は難しくはないとは思うので皆さんできると思います!」

丸山「今年度の合格おめでとうございます!」

三人目「本当にありがとうございました!」

丸山「これから実務修習を経験し、二年後の鑑定士業界で頑張りましょう!」

三人目「是非お願いします!」

丸山「これからも頑張って下さい、試験勉強お疲れ様でした!」

三人目「ありがとうございました!」

ありがとうございました。

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