丸山「行政法規は？」
五人目「特攻ゼミは4月中までに完璧にしました。5月に入って過去問のA・Bランクを10週ほど、直前の3日間は、A・Bランクを一日で一周させて勉強を追い上げていきました。」
丸山「過去問をメインでやっていった感じだね。全答練の成績は？」
五人目「一回目は124位、二回目は103位だったと思います。（会場受験）」
丸山「70～50位くらいまでいくかなと思っていたけど、意外と下だったんだなというのが率直な感想だったんだよね。」
五人目「演習がほぼできていませんでした。」
丸山「受験時代、辛かった事は？」
五人目「短答と論文のバランスが難しかったです。短答に振り切ると論文が難しくなるし、論文に振り切ると短答に落ちたら元も子もないので…ギリギリを責めていたので逆流性食道炎にもなりながら勉強していたとこが一番辛かったです。あと、試験中の三日間は地獄でした（笑）この試験、二度と受けたくないと思いました。」
丸山「勉強時間が取れなかった所だね。短答があって演習を短期でやらなきゃという余裕がなく追われていた感じが辛かったんだね。」
五人目「本当に辛かったです（笑）試験中、三日間は勉強出来ないと思ってた方が良いと思います。」
丸山「日々の勉強で意識した事は？」
五人目「常に本番を意識する事と、自分のキャパを理解する事。特に勉強時間は、いきなり10時間しようとすると誰でも挫折すると思うので、7時間くらいから初めて徐々に身体を慣らして一年くらいかけて時間を増やしていくようにしていました。頭使いすぎるとヒートしてくるので、冷えピタを貼って休んだり体調を崩さないギリギリで勉強をする事を意識していました。」
丸山「凄いよね、年齢は若いけど…いつも本番を意識していますって言ってたのを今久しぶりに思い出したもん（笑）」
五人目「たまにくらいが良いかと思います（笑）」
丸山「本当に凄い、俺には持ってないものを持っているね（笑） 勉強中学んだ事は？」
五人目「コツコツ継続する事の大切さや、些細な事に幸せを感じるようになった事も良かったと思います。友達と会う事、お酒を飲む事も幸せだと思えるようになりました。」
丸山「試験直後の感触は？」
五人目「良く言われるのが、一科目くらい失敗しても大丈夫。と。私は会計学で失敗したなと思っていて。成功はしていないけど、悪くはないだろうと思っていた。演習でやらかさなければ、引っ掛かるんじゃないかなという風に思ってました。ただ、演習が終わった瞬間ダメだった…とその場で泣きそうになったくらいでした。自分的には限られた時間の中でやり切って実力も出せたという感覚もありましたが、落ちるとしたら実力不足だから仕方ないなと思っていました。」
丸山「自分に厳しいね（笑）」
五人目「ありがとうございます。」
丸山「話せる範囲で、就活の話しを教えてください。」
五人目「二社受けました。一社は、試験前から履歴書を出して、面接をし合格。ただ、一社だけだと不安だったので、大手三社のうち一社の二次募集を見つけて応募。そちらから内定を頂き就職を決めました。」
丸山「中堅一社の合格後、大手三社のうち一社の二次募集で内定をもらい、そちらに決めたという感じですね？試験の感触がなかったから、就職に進む気力がわかなかったんだよね？」
五人目「本当にそうですね、自己PRする事もないなと思いながらなんとか出しました。」
丸山「試験後の就職だから、試験の手応えや全答練の成績が就活にも影響しやすい。受験生はそういうものだと思って、今から勉強していた方が良いよね。」
五人目「本当にそうだと思います。受かった気で反面教師にしてもらえば（笑）」
丸山「どんな鑑定士になりたいですか？」
五人目「やっとスタートラインに立ったばかりですが、謙虚に学ぶ姿勢を忘れずに努力し続けられる人になりたいなと思っています。」
丸山「すごく謙虚で控えめでもありながらガッツと根性があるよね（笑）」
五人目「丸山さんが思っている程大した人間じゃないです（笑）」
丸山「そう思っていれば、そこでちゃんと努力するからね。」
五人目「頑張ります！」
丸山「最後に受験生に一言お願いします！」
五人目「私は上位合格をしている訳でもないので、アドバイスなどできないのですが…やる気がなくなる時は誰にでも来ると思います。そういう時は合格発表で自分の番号がないのを想像すると嫌でもやる気が出ると思うので、自分を奮い立たせて。今辛い分合格した時の喜びは大きくなるので頑張って下さい！」
丸山「聞いて思ったのは、徹底的に自分を追い込んで頭を使いながら勉強をしましょうという事だね！追い込んだ方が良い人とそうでない人と分かれるよね。」
五人目「そうですね、人によって合う合わないがあると思います。」
丸山「これから鑑定会社で頑張って下さい！」
五人目「ありがとうございます！」
丸山「お疲れ様でした！」
五人目「ありがとうございました！」
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