丸山「日々の勉強で意識した事は?」
四人目「量では勝てないので質を意識して、出来る時間で集中して切り替えてやりました。相対試験なので他の受験生も気になるんですが、そこに目は向けず自分との闘い。過去の答練の結果よりも必ず越えられるようにと意識はしていました。」
丸山「自分の答案とより向き合っていた感じだね。」
四人目「どんどん不安が湧いてくるので、割り切って自分のレベルがどれだけアップしているかを注目していました。」
丸山「全答練の成績は?」
四人目「一回目は、130前後くらい。二回目は、100位前後だったので結構そこは不安でした。」
丸山「勉強してきた人だから、直前期に結構上がった感じだったよね。」
四人目「そうですね、二回目の公開模試後は特に上がっていった実感はありました。」
丸山「勉強経験がある人は、直前期の上げ方が分かっているよね。」
四人目「危機感しかなかったんですけども…公開模試で出来なかった事が明確に分かるので、直前期に順位に囚われちゃいけないんですけど、やるべきことは分かっていた感じですね。」
丸山「直前期は何を意識して勉強していたの?」
四人目「鑑定理論と演習は変わらずやる。経済は、後ろの方に学ぶ内容が集中していて自分は薄い状態だった。公開模試でも出されてしまったので、そこさえ網羅して捨てない状況を作れば伸びるなと思い、意識して勉強しました。」
丸山「基本的な問題は出来るけど、少し複雑だったりBランクの問題は出来なかったからそこが出来るようになれば伸びるなって思ったっていう事?」
四人目「そうですね、基本テキストに載っていない事が試験にもかなりの確率で出ていたので。」
丸山「受験勉強を通じて学んだ事?」
四人目「ありきたりですけど、やり切るという感覚を持つ事。民法のタバタ先生も言っていたのですが、もうこれ以上出来ないという感覚を試験後に持てた人も自分の最大限の力が出せたと思う人は、その人は受かっていると思う。という話しで。そこまでやったら自分の自身が揺るぎないものになると思うので。その境地に辿り着くまで準備をするという事を学びました。自分に負けないで出来たかなと思いました。」
丸山「意外に負けなさそうで負けそうなところもあるんだよね(笑)」
四人目「そうですね(笑)毎日機械のようにやれたかといったらそうではなく、長いスパンで見ると波がどうしてもあってどう向き合うかという事に悩まされましたね(笑)」
丸山「仕事もしてるから波はあるよね。社会人で受かるのは、専業で受かるよりも何倍も辛いと思っていて。専業で1年コミットして受かるのと、社会人で2,3年で受かるレベルって雲泥だと。本当に尊敬する。社会人で受かる人は専業でも受かると思うの。でも、専業で受かる人は社会人で受かるかって言ったら△だと思っていて。」
四人目「また全然違いますよね。」
丸山「僕みたいに勉強経験がない人は勉強の仕方が分からないから、それを掴むのに時間がかかって、かつ逃げ出しがち。そういう人は集中してやらないと受からないと思う。」
四人目「ご指導のお陰です。」
丸山「試験直後の感覚は?」
四人目「直前期の追い上げが日に日にあったので、今までで一番手応えがあったというのが正直な感想です。もしこれがTACの公開模試三回目だったら、自分は100位以内にはいるだろうなという感覚はありました。ただ、それが今までになかった感覚だったので、逆に怖かったです。勘違いをしていたら一気に落ちるなという怖さもありました。」
丸山「でも、終わった後は好感触だったんだね。」
四人目「出来る事は答案に出し尽くしたやりきった感じはありました。」
丸山「これからのキャリアは?」
四人目「まずは目先の実務修習。今は本業があるので、直ぐに転職という事はなくやりたい事も出てきたので今の会社でできる事をします。選択肢として鑑定士も持ちつつ将来を考えたいです。」
丸山「転職はせず、今の会社で実務修習。鑑定士登録後は異動希望を出したりして鑑定士のライセンスを活かせる仕事という事かな?」
四人目「そうですね、仕事に還元できる所に身を移して、鑑定士を持ちつつ力を発揮していきたいなと考えています。」
丸山「グループ会社にAM会社とかあるから、そっちに行けたらまた変わってくるね。最後に、社会人受験生に向けて一言お願いします。」
四人目「自分も体感してきたのでリスペクトの気持ちがすごくあるのですが、一緒に頑張りましょう!今辛い期間は楽しんでいただいたら、終わった時に頑張って良かったと思え、必ず良い結果が待っているという風に思います!」
丸山「二年間、本当にお疲れ様でした!勉強が出来る人だったから、そこまで心配はしていなくて。直前期も自分のペースで成績を上げていった感じだったし。
では、今回の動画はこれで終わりたいなと思います。これからこの業界で活躍してください!実務修習は一年コースだよね?」
四人目「本当にお世話になりました!実務修習」
丸山「一年後の実務修習合格に向けて、頑張って!」
四人目「頑張ります!引き続きよろしくお願いします!」
丸山「お疲れ様!」
四人目「ありがとうございました!」
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