【四人目】合格者インタビュー/(社会人受験生)経歴、経緯、勉強方法など〔1/2〕

丸山「お疲れ二年間!2022年の合格おめでとうございます!」

四人目「長かったです、ありがとうございます!お世話になりました。」

丸山「唯一の社会人受験生の合格という事で、よろしくお願いします。まず経歴から教えてください。」

四人目「現在25歳。大学卒業後、不動産デベロッパーに就職。4年間法人向けの売買仲介に従事しておりました。」

丸山「鑑定士を目指したきっかけは?」

四人目「前職の売買を経験し、不動産が面白いなと思っていて直感的にこの世界でずっと頑張っていくんだろうなという気がしてその世界のプロになりたいという事と、就職をして一年が経ち、仕事もプライベートも充実していて何かを頑張りたかった。目指すものがなくて満ち足りていない自分がいた。期限を決めてかつレベルの高い試験にチャレンジしたいという思いから目指しました。」

丸山「勉強を始めたのが二年半前で…コロナ渦で在宅になったり飲み会も減ったっていう事もあったよね。」

四人目「そうですね、新卒二年目で在宅も増え悶々としていて。考える機会があったのも大きいと思います。」

丸山「各科目の勉強は方法を教えて下さい。」

四人目「鑑定理論は暗記。短答の勉強の時から論文を見据えて、アウトプットを意識して精度の高い暗記を一年目からやっていました。短答で結果が9割5分くらい、論文も6割くらい採れるレベル感の暗記量でした。二年目はベースが出来上がっているので、点を落とさないようにアップデートしていく感じでした。」

丸山「一年目から鑑定理論は論文も結構書けたもんね!」

四人目「書けてたと思います。」

丸山「去年の本試験で鑑定理論の結果も良かったよね?」

四人目「一年目で7割くらいでした。」

丸山「二年目は完全に教養に絞っていたよね?」

四人目「一年目で鑑定理論のベースが出来上がったので、二年目は安心して…。結構横道なコースだって聞きますよね。」

丸山「そう思いながらも出来る人とそうじゃない人が分かれるからさ。」

四人目「なんとか出来て良かったです。」

丸山「演習は?」

四人目「一年目は、そんなにやっていなくて。出していない答練もあるくらいでした。本試験で6割くらいでした。二年目からは、最初の答練からやって過去問も形式が変わる年度くらいから二周ほど勉強していました。」

丸山「働きながらだったから、多くて週二回くらい?」

四人目「週一or多くても土日の両方で二時間かけてやっていました。」

丸山「直前期に二回やったくらいで、やって週一くらいだったもんね。」

四人目「専業生でいう朝のルーティンでやるとかは一切出来なくて、土日だけでやっていました。」

丸山「鑑定理論は基準留意事項の暗記で、アウトプットは特攻ゼミとか使ってた?」

四人目「2020年度の特攻ゼミは使っていて、重要な所を二周したくらいです。」

丸山「暗記と答案構成の比準はどのくらい?」

四人目「暗記が7,8割くらいだと思います。自分の勉強スタイル的には、暗記が出来て入るとスラスラ書けるタイプだったので、暗記に比重を置いていました。」

丸山「各教養科目はどうでした?」

四人目「民法も暗記+理解。アウトプットの練習はTACの答練くらいで。暗記は時間も取れなかったので鑑定理論より弱い暗記。論証例で重要な所を6,7割くらいを覚えて理解して同じ言葉でなくても似たような言葉で再現できるように勉強していました。一年目は殆ど手をつけられず二年目からスタートしたような感じです。」

丸山「民法は、論証例の暗記と答案構成で扱ったものは答練総まとめ?」

四人目「そうです。答練総まとめ、公開模試くらいで、過去問は触れていないです。」

丸山「経済は?」

四人目「レジュメ、答練総まとめ、公開模試です。一年目は、初学ということもあり理解が難しくて暗記に走ったのですが、理解が伴っていないと暗記が進まなくて一年目は中途半端に終わってしまって全然戦えないレベルでした。点数もかなり低かったと思います。二年目は理解に重きを置いて、教材はテキストと答練、公開模試に絞り繰り返し勉強しました。」

丸山「会計学は?」

四人目「基本テキストの暗記、答練は基本テキストをベースに暗記、あとは、公開模試です。」

丸山「まとめると、鑑定理論と会計学は暗記重視、特に会計学はテキストを主に扱った。経済は、理解するために問題を反復継続し解けるようになっていたったと。民法は論証の暗記をしつつも、問題を見てアウトプットしたと。」

四人目「民法は決まった問題がTACの答練では繰り返し出るので、繰り返しやりました。」

丸山「民法と経済は答練で出た問題については、一通りできるようになっていたという事だね。」

四人目「はい、答練で出た問題は次に出た時には再現できるようにやっていました。」

丸山「平日の勉強時間は?」

四人目「普段は1,2時間。出来ない日もありました。土日も6時間くらいの時もあったり土曜日は疲れていて出来なかった日も…。出来る日でも8時間くらいです。」

丸山「受験生時代に辛かった事は?」

四人目「仕事との両立です。最後はそこを楽しむようにはしていましたが、仕事が繁忙期の時は夜12時くらいまでやって…そこから2,3時間ノルマをやって。直前期は、職場近くのサテライトオフィスみたいな所で2,3時間。外に出るとゴミ回収のおじさんがいて…そこまでくると体力的、精神的にもきついなというのはありましたが、そこは社会人の宿命なんじゃないかなと(笑)」

丸山「過去の動画でも「社会人受験生の辛さ」について出てくれていたから、概要欄に付けておくね(笑)」

四人目「その時も時間が取れなくて辛いって言っていましたよね(笑)」

丸山「総勉強時間は?」

四人目「大体1,700時間。短答までで、800(時間)弱。論文までが残りです。」

丸山「社会人だったらフルでやって、2,000(時間)弱くらいだよね。」

四人目「そうですね、勉強の効率を模索する時間もあるので、それが最初から分かっていたらもっと少なくてもいけたのかなとも思います。」

丸山「でも1,000時間は無理だよね?」

四人目「はい、流石に無理だと思います。」

丸山「1,500~1,700時間くらいかな?」

四人目「1,500時間で受かる人とはいると思います。」

丸山「日々の勉強で意識した事は?」

―今日の動画はここまで―

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