【不動産鑑定士・税理士・宅建士のトリプルライセンス】現役鑑定士がインタビュー/税理士と鑑定士の親和性、それぞれの将来性を解説!

この度、不動産鑑定士・税理士・宅建士である渡辺先生に「税理士と鑑定士の親和性、それぞれの将来性」について、ご質問をさせていただきました。
これからダブルライセンスを目指す方の参考になりますと幸いです。
なお、当記事は約1,700字ありますので、約4分(500文字1分で計算)で読み終えます。

それではどうぞ!(^o^)/~~~ 

時間がない方へ(書き起こし内容)

今回の動画が最後の動画になります。

最後の動画は、鑑定士と税理士の親和性に関するお話と、それぞれの資格の将来性について伺いました。

それではどうぞ!


丸山:税理士と鑑定士の親和性についてお話を伺えますか。

渡辺:税理士と鑑定士が絡む場面は大きく分けて2つありまして、1つが同族間売買です。そしてもう1つが相続税の申告時ですね。
同族間売買では、顧問先である法人等が別の法人等に移すときに時価を求める必要がありますが、そこで鑑定のニーズが生まれます。
もう1つの相続税の申告では、相続税評価額と時価を比べて、時価の方が低いときに鑑定のニーズが生まれます。

丸山:相続の申告に必要な場面、つまり、時価が相続税評価額よりも下回る場面というのはどういった場面でしょうか。

渡辺:それを判断するのが鑑定士の知識が生きる時でして、土地の個別的要因次第なんですね。財産評価基本通達は、建前上、誰が評価しても同じ価格になるようになっていますので、個別的要因の補正率もある程度ザックリしています。なので、そのザックリ感というのが付け入るスキといいますか、鑑定が必要になる理由なんですよね。
具体的にどういう土地かと言いますと、標準的使用と最有効使用が異なるケースですね。その場合に鑑定士の出番があります。
ただし、相続税評価では結局逆転出来ないケースもありますので、必ず鑑定が必要ということでもないんですよね。

丸山:ではそれぞれの資格の将来性について伺えますか。

渡辺:長い目で見れば、どの資格も取れるなら取った方がいいですね。それは間違いないと思います。正直、資格を取れば安泰という時代は終わりましたし、今後これらの市場が急拡大することもないと思いますが、それぞれの資格には独占業務がありますのでこの独占業務は今後も無くならないと思います。なので、市場が大きく減少することもないと思うんですよね。

丸山:あと、個人的に自信がない人は資格を取った方がいいと思っていますが、そこについてはどう思いますか?

渡辺:意見は一緒です。私も鑑定士を取って自身がつきましたし、それによって見える世界も変わりました。ただ、鑑定士を取ったらゴールではなく、そこからスタートになりますので、鑑定士を持っているからと言って勉強を辞めるのではなく、そこからの勉強の方が大変になることを認識した方がいいと思います。
何か資格を取ることで自分に自信がつくなら取った方がいいですけど、資格だけ持っていても意味がないと思います。資格はいくつ持っていても足し算でしかないですが、そこから営業力であったり、人間性という点で掛け算になるので、資格は土台でしかないですよね。そこから使いこなすことが大切ですね。

丸山:確かにそうですね。

渡辺:でも受験生時代はそんなこと考えていなかったですし、まず受かることだけを考えていましたね(笑)当時は受かることがゴールになっていました(笑)

丸山:そうなりますよね(笑)

渡辺:なりますね(笑)

丸山:今日はありがとうございました。

渡辺:また、ランチでも行きましょう!

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。


⬇︎⬇︎⬇︎司法書士とのダブルライセンスの動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎

【不動産鑑定士】 133/鑑定士×司法書士(平子先生)〈1/3〉/どっちがオススメ?


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