時間がない方へ(書き起こし内容)
丸山:差し支えなければ、従業員の人数ってお伺いしてもよろしいですか?
小澤:従業員6人の会社です。その中で鑑定士は私含めて3人おります。
丸山:そうでしたか。では会社の業務内容と言いますか、どういう案件が多いか、と言ったことをお話いただけますか。
小澤:事業会社からの資産評価、金融機関からの担保評価、自治体からの評価(用地取得)、弁護士さんからは立退料や借家権、訴訟の案件が多いですね。
丸山:大体でいいので依頼内容別の売上割合って教えてもらえますか?
小澤:ざっくりにはなりますが、同じような規模の会社に比べると金融機関からの仕事は多いと思います。それ以外は大体同じくらいですね。金融機関は信金地銀、メガバンクと多岐にわたってご依頼を頂いております。
丸山:ありがとうございます。類型はどの類型が多いですか?
小澤:いろいろありますよ。更地、自建、貸家、区分と様々ですね。簡易評価として提出したものを合わせると、鑑定評価基準に記載されている類型の評価は一通りしていると思います。
丸山:その中でやらかした案件、失敗した案件などはありますか?(笑)
小澤:失敗ですか(笑)多いのは時間が間に合わないことが多いですね。実査、役所調査、移動時間を考慮しても必ずどこかで躓きます(笑)
あとは実査もたまに確認不足のところがあって、何度も見に行くときがあります。これをすると自分は何をしているんだと沈んでしまいますね(笑)
丸山:処理計画の策定が大事ということですね(笑)
小澤:大事ですね。ただそれ以上に大事だと思っているのは対象不動産の確認と確定ですね。実は過去の評価で対象不動産を一筆見落としたことがありまして、それを会社に戻ったときに気づいたことがありました。その案件は遠方ということもありましたので、もう一度見に行くことが出来なかったので、本当に焦りましたね。結果それは上司にフォローをしてもらうという一番情けないことをしました。
丸山:では処理計画の策定と対象不動産の確認と確定が大事ということですね(笑)
小澤:超大事ですね(爆笑)
丸山:では、士業全般に言えることだと思いますが、これからの鑑定士の将来性についてどのようにお考えですか。
小澤:今後は様々な状況が変わることが予想されますが、そのなかで見直されるものも多いと思っています。そうすると業界の境目であったり、参入障壁というものがなくなると考えていますので、従来の働き方では多様なニーズに対応できないことが想定されます。
なので、新たに生まれるニーズに対してどこまで鑑定士が対応できるか、ということを増やす必要があると思っています。一昔前のように難関資格を突破したから安泰だという時代ではないので、鑑定士として出来ることを探して、社会のニーズに対応することが大切だと思います。鑑定士にはまだ出来ることが多いと思いますので、将来は明るいと考えています(笑)
丸山:私の考えでは一般鑑定や証券化はAIに奪われないと思いますが、地価公示はもしかするとAI価格でもよいとなるのではないかと考えています。そこについてはどう思いますか。
小澤:AIでただ数字をはじき出した価格を公共事業の指標とすることを良しとするかですよね。元々地価公示は公共事業の指標として作られた制度だと思いますので、AI価格がその理念に合致すれば、、、ということですよね。
丸山:地価公示の基本理念に照らした考えを聞いたときは、私のような薄い鑑定士ではないと思いました(笑) 流石です(汗) でも小澤先生は本当に人格者ですよね。
小澤:いやいや。まだまだこれからだと思っています。最後に是非お伝えしたいと思ったのは、丸山さんがやられている受験生応援企画や実務修習向けの対策などは素晴らしいと思っています。我々の時はあのようなものはなかったですし、あればきっと飛びついていたと思います。それに鑑定士でそもそも情報発信をしている人も少ないので、丸山さんのような情報発信は本当に心強いと思っていますよ。
⬇︎⬇︎⬇︎受験生応援企画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎
⬇︎⬇︎⬇︎実務修習生向け対策動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎
丸山:ありがとうございます<(_ _)>
今日はお忙しいところありがとうございました。近くに寄った際はご挨拶をさせてください。
小澤:是非お越しください。こちらこそありがとうございました。
以上が今回の動画になります。ありがとうございました。
⬇︎⬇︎⬇︎山口先生との対談動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎
丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。
県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。
最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)
鑑定評価の必要性がございましたら、お気軽にご相談ください。
メールの場合:mail@maruyama-res-office.jp
電話の場合:090-9300-9694
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