時間がない方へ(書き起こし内容)
今回の動画は質問をいただいたので、その回答をします。
Q1宅建士とのダブルライセンスでオススメのものはありますか?
Q2不動産鑑定士を目指すにあたり、勉強した方がいい分野あるいは取得した方がいい資格はありますか?
⬇︎⬇︎⬇︎宅建士はコスパがいいです⬇︎⬇︎⬇︎
以下、回答内容
Q1について
宅建士と相性がいい資格は【税理士】【司法書士】【不動産鑑定士】の3つです。
まず、税理士の理由ですが、
私の知人で税理士と宅建士を持っている人がいますが、その人は自分で税理士事務所を立ち上げた一方、フリーランスの営業マンとして不動産会社で働いています。
その人から伺った話では、不動産の売却の際に税金の相談が多いそうなので、それを入り口に仲介に繋げやすいと言うことと、お客さんが収益物件を購入する際に建物の減価償却の計算や節税の面で税理士の知識が生きると仰ってました。
さらに収益不動産を購入した人がそのまま顧問税理士として指定してくれた、と言うこともあったそうなので、仲介手数料+税理士報酬となることが多いようです。
次に司法書士の理由ですが、
不動産売買の場合、契約締結後に登記をする必要がありますので、自身で司法書士事務所を開業している場合、売買後の登記業務を自分ですることができます。
このような場合は、収入が仲介手数料+登記報酬となり売上単価を上げることができます。
最後に不動産鑑定士の理由ですが、
私の知人でエンド仲介をメインにしている宅建士兼鑑定士の方がいますが、その人は金融関係の人からの信頼が厚いと仰ってました。
この理由としては、金融業界の中では鑑定士は認知度が高いので「鑑定士の人が勧める物件は安心して買える」と言われることが多いからだそうです。
したがって、鑑定士の資格を保有していると営業がしやすくなると仰っていました。
※ちなみに一般的には認知度は低いです・・・(涙)
⬇︎⬇︎⬇︎鑑定士の人数に関する動画です⬇︎⬇︎⬇︎
ただし、先ほどの税理士や司法書士のように、仲介手数料+鑑定報酬となることがほとんどありません。なぜなら自宅を購入しようとしている人や収益物件を購入しようとしている人が鑑定評価書を取得するかと言うと、99%取らないからです。
なので、上記2資格と比べると営業がしやすくなる程度とお考えください。
⬇︎⬇︎⬇︎鑑定評価が必要な場面は動画です⬇︎⬇︎⬇︎
しかし、新卒で不動産業界に就職しようと考えている人は、在学中に鑑定士を取得すれば就活では大いに役に立ちます。
なので、宅建士×鑑定士は独立の点では弱いかもしれませんが、就職の面では上記2資格に比べて相当強いと言えます。
次にQ2不動産鑑定士を目指すにあたり、勉強した方がいい分野あるいは取得した方がいい資格はありますか?
の回答ですが、これは
特にありません
となります。
強いて言うなら宅建士ですが、鑑定士の人でも宅建士を持っていない人は一定数いますので、そこまで必要なものでもありません。
鑑定士の試験科目に含まれる民法と行政法規が、宅建士の試験科目と一部被っていますので、鑑定士の勉強を始める際に宅建士の知識が少し生きてくる程度です。しかし鑑定士の民法は論文試験なので、宅建士の民法とはレベルが違うことに注意する必要があります。
したがって、鑑定士を目指しているのであれば、宅建士を取らずにいきなり鑑定士を目指しても何ら問題ありません。
以上が今回の動画になります。ありがとうございました。
丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。
県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。
最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)
鑑定評価の必要性がございましたら、お気軽にご相談ください。
メールの場合:mail@maruyama-res-office.jp
電話の場合:090-9300-9694
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