【オススメ3選】不動産鑑定士とのダブルライセンス

時間がない方へ(書き起こし内容)

今回の動画ですが、以前宅建士のダブルライセンスに関する動画を上げましたので、今回は不動産鑑定士のダブルライセンスに関する話をします。


⬇︎⬇︎⬇︎宅建士とのダブルライセンスの動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎

【不動産鑑定士】 19/宅建士とのダブルライセンス/相性が良い資格3選


鑑定士と相性がいい資格は【税理士】【弁護士】【宅建士】の3つです。

まず、税理士の理由ですが、メリットとしては、固定資産税の還付業務相続税関連の業務企業間売買に関する業務が挙げられます。

固定資産税の還付請求ですが、これは行政に何かしらのミスがあり、本来支払うべき金額よりも高い固定資産税が請求されていて、納税者がそれに気づかないで支払っていた場合、多く支払っていた分については還付請求をすることができます。そして、この還付請求は原則本人以外できませんが、税理士か弁護士であれば代理請求が可能になります。さらに固定資産税が間違えているかどうか、ということは不動産鑑定士の知識が生きています。

次に相続税評価ですが、普通の一軒家であれば、相続税評価の方が時価よりも安くなるので、鑑定士の出番はありませんが、無道路地や事故物件のように時価の方が相続税評価額よりも安くなる場合には鑑定士として対象地の評価をすることができます。そして、この相続税評価も税理士業界では苦手としている先生は多いようなので、鑑定士を持つことで税理士業界的にも「不動産に強い税理士」と認識されることで、他の税理士の先生から仕事を紹介してもらうことが多いそうです。

最後に企業間売買ですが、顧問先の企業が何かしらの理由により、親会社から子会社へ資産を移す場合、あるいは関連会社から関連会社や資産を移す場合などがあります。このような場合には鑑定評価を取って、その鑑定評価額で売買をすることが多いので、その場合には鑑定士の資格が生きることになります。

以上が 税理士 × 鑑定士 のメリットです。

次に弁護士ですが、メリットとしては、借家権や立退料の査定賃料の増減額改定遺留分増減額請求相続財産の分割などに有用です。

この理由は弁護士の先生がこれらの相談を受けて鑑定評価を取りましょう、となった場合には、外部の提携している鑑定士に発注するので、それを代わりに自分ですることが出来るからです。あとは税理士業界同様に、弁護士業界内でも「不動産に強い弁護士」として、他の弁護士先生から仕事を紹介してもらうことが増えると思います。

最後に宅建士ですが、これは仕事というよりは就活に活用できます。

特に大学生が宅建士と鑑定士を持っていれば、不動産業界への就職という面ではかなり有利に働きます。ここについては以前の宅建士とのダブルライセンスの動画で話をしているので、そちらの動画をご覧ください。


⬇︎⬇︎⬇︎宅建士とのダブルライセンスの動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎

【不動産鑑定士】 19/宅建士とのダブルライセンス/相性が良い資格3選

⬇︎⬇︎⬇︎宅建士と鑑定士ならどっちを先に取得すべきか?の動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎

【不動産鑑定士】鑑定士と宅建士の試験難易度


以上が鑑定士とのダブルライセンスに関する話になります。

ちなみにこれら資格のほとんどの人は、税理士業、弁護士業、宅建業をメインとされており、鑑定業はメインにされていません。したがって、鑑定業をメインで考えているという人に関しては、ダブルライセンスを取る必要性はそこまでないのかも知れません。

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。


⬇︎⬇︎⬇︎鑑定士とのダブルライセンスについて、他の動画⬇︎⬇︎⬇︎

【不動産鑑定士】行政書士とのダブルライセンス

【不動産鑑定士と英語】英語が話せる鑑定士は稀少性が高い!


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