【二人目】合格者インタビュー/経歴、経緯、勉強方法など〔1/2〕

丸山「おめでとうございます、合格!」

二人目「いえ~い!ありがとうございます!」

丸山「試験も受かって、賃貸も良い物件見つかって就職も決まって順風満帆じゃないですか!」

二人目「ノリにノッてます、丸山さんのお陰です(笑)本当に感謝しています!」

丸山「いやいや、私はきっかけにすぎませんから。今年度合格という事で、まずはおめでとうございます!」

二人目「ありがとうございます!」

丸山「では、経歴から伺っても宜しいですか?」

二人目「令和2年10月に仕事を退職し、TAC10ヶ月本科生の通信生になりました。専業生として令和3年(度合格)目標でやっていましたが、勉強経験がなかったもので早々に挫折。令和3年は短答のみ(合格)目標に切り替えました。短答式試験後、自己採点をして受かっている事を確認し丸山さんのカウンセリングに申込み。同年の論文式試験は、記念受験をしてこれはE判定。令和4年の上級答練本科生に申込みをしました。(新宿校に通学)」

丸山「年齢は?」

二人目「現在30歳で、3か月後に31歳です。」

丸山「前職はどのような仕事をしていましたか?」

二人目「全く不動産業界と関係がなくて、機械加工の仕事をしていました。」

丸山「そこから鑑定士を目指した経緯は何ですか?」

二人目「鑑定士の仕事は一生かけて出来る仕事だと思いまして。学ぶことが多かったり、フィールドワークとオフィスワークのバランスの良さなどの働き方も魅力的に感じました。不動産そのものが一つとして同じものがないので、個性があって面白いなと思いました。」

丸山「各科目の勉強方法について終えてください。」

二人目「全体のスケジュールですが、一週間単位で立てていました。水曜日を休みにして、基準の暗記と勉強の見直しや次の週の計画を立てていました。一日のうち勉強の最低時間は8時間に設定していましたが、結局10~11時間になっていました。民法は2時間。テキストの通録が1時間。勉強する日にち6日間なので6等分して1区間ずつ読んでいました。論証例の確認では、文章全体言えるようにするのではなくて講義であったキーワードの確認。(自分の言葉で説明できるかの確認)残りの1時間は答案構成。実際、答案をフルで書いたのは答練を入れても10回もないくらいです。経済学は1時間。ミクロ1問マクロ1問がおおよその目安です。グラフを書いたり、自分の言葉で簡単に説明が出来るかなど簡単な答案構成を行いました。かなり割り切っていて、本試験の成績もあんまりよくないと思います。苦手だったので、あんまり参考にならないかと思います。会計学は2時間。テキストを6等分していました。定義を目を閉じて言えるか、他の文章については大事なキーワードが言えるか、自分の言葉で簡単に説明が出来るかの確認をしていました。Cランクに関しては無視していました。残りの1時間は答練。マーカーで塗りつぶしてシートで隠して言えるか確認し、慣れてきたら目をつぶっても言えるかの確認をしていました。鑑定理論は、2時間。TACのテキストを6等分して1区間ずつ暗記をしていました。最初は慣れず暗記シートで隠していましたが、徐々に見ないで言えるようになりました。残りの1時間は答案構成。こちらもフルで書く事はなかったです。演習は1時間。答練、過去問を1問。解答用紙は必ず全記述でやっていました。最初は慣れないので、項目立ても再調達減価とフルで書いていましたが、慣れるに従い「〇再」と省略していきました。」

丸山「一週間で全科目を一周させる感じですよね?インプットは、テキストの暗記、アウトプットは基本答練・総まとめオンリーといった感じですか?」

二人目「そうですね、そこに特攻ゼミが加わる感じですね。」

丸山「2年教材があったと思うので、それを回していった感じですよね?」

二人目「一度、市販の物にも手を出したこともあったんですが直ぐ止めまして。何故かと言うと、普段の勉強に思いきり支障が出る。予備校のテキストとあまりにも書いてある事が違い、だったら予備校のテキストをやった方が良いなと思いました。」

丸山「それは、何の科目ですか?」

二人目「民法だと、アガルートとかから出ている論証テキストとかもう一つは忘れてしまいました。経済学も3,4冊くらい買いました。辞書程度に軽く見るくらいで。会計学も基準の解説についての本を買いましたが、すぐ読んで止めちゃいました。」

丸山「鑑定理論は手を出していない感じですか?」

二人目「そうですね。」

丸山「教養科目は、市販の教材を色々買ったけども、最終的にはTACが出しているテキストと総まとめだけをやり込んで試験に望んだのですね?」

二人目「そうですね。経済学に関しては、テキストが難しくてYouTubeで「はじめよう経済学」で、たまに補完していました。経済学ってGoogleで検索してもなかなか出てこなかったり、もっと難解な解説だったりで全然出てこないんですよ。民法・会計はちゃんとした解説サイトがあったので適宜検索して対応していました。勉強をしいく中で、このままで良いのかなとか必ず予備校に対して不信感を持つ時って出てくると思うんですよ。その解消のためにも市販の本と比べてみる事をやってみて良かったなと思います。」

丸山「それは結構最初の頃ですか?」

二人目「応用答練が始まって、思うように書けないくらいの時ですかね。」

丸山「本当の意味で勉強方法を絞り込めた感じですね。」

二人目「直前期とかでしなくて良かったと思います。その時期にブレてしまうと危うくなってしまうので。」

丸山「総勉強時間はどれくらいですか?」

二人目「3000(時間)くらいかと思います。最初の年が500時間で、丸山さんにお願いしたのが5月くらいだと思うのですが、そこから1年3か月程で2500時間くらいなので。」

丸山「全答練の成績は?」

二人目「1回目は教室で受験して●位。2回目は●位。」

丸山「素晴らしい!勉強する時に意識した事は?」

二人目「一番はメンタル管理を大事にしていました。イライラしてしまうと身にならないと感じていたので、この試験を頑張る人は、禁酒・禁煙する人が多いと思うのですが、私は適宜飲んでリフレッシュして引きずらないようには意識していました。」

丸山「ストレスを溜め込まないという感じですね!」

二人目「さっきの総勉強時間に繋がるのですが、一日の勉強時間はそんなにちゃんと測っていなくて。30分とか1時間をストップウォッチで測って、3分、5分休むようにした方がすごく集中出来て良かったです。勉強時間を費やしているのに成績が出ない人は、思い切って時間をきにせず短距離ダッシュに切り替えてみるのも成果が出るかもしれません。」

丸山「いつくらいから変えましたか?」

二人目「年明けくらいから。応用答練が始まって、色々テキストに手を出していた時だと思います。」

丸山「多分、最初に圧倒的に量をこなしていた所があると思うんですよ。量をこなし、土台があった上で勉強方法を変えたという感じだと思うんですよね。それがない状態で勉強方法を変えてしまうのは、どうなのかなと思ってしまって…」

二人目「そうですね!補足すると…最初は質が分からないので時間しかないと思うんですよ。いきなり両立しようとすると大変になってしまうので、まずは割り切って時間をかけて勉強すると。それでも思うように成果が出ていないのであれば、今度は質に切り替えてみる。その分、今度は時間が犠牲になってしまうと思うのですが、そこは良しとして慣れてくると時間の両立ができるようになってくる。最終的に時間と質と両立ができるという感じになるかなと思います。」

丸山「最初に量をこなしたという土台があってからの、質の勉強になり、高まって量と質が好循環で回っていった感じですね。」

二人目「いきなり両立しようとするとあさってしまうと思うので、最初はのんびりと構えてで良いかと思います。」

丸山「受験生時代に辛かったことはありますか?」

―今回の動画はここまで―

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