【大和不動産鑑定へのインタビュー】大和不動産鑑定のDD部(旧AE部)が登場

丸山「不動産鑑定士の丸山です。今回は、大阪本社に訪問させいただきまして動画を撮りたいと思います。ご出演いただくのは、大阪本社AE部の滝花さんです。それでは今日はよろしくお願い致しします。」

滝花「よろしくお願い致します。」

丸山「ご経歴は?」

滝花「滝花祐貴と申します。現在、31歳。新卒で電力会社に入社後、4年程勤務し2019年3月に大和鑑定に転職。建築エンジニアリング部門(AE部)という今の部署に3年勤務。(現在はAE部からDD部(デュー・ディリジュンス部)に変更。※以降同様) 働きながら鑑定士試験の受験をし、令和2年に合格。現在2年コースで実務修習中。」

丸山「入社後に試験合格したという事ですね。」

滝花「そうですね。入社後に、短答式・論文式に合格致しました。」

丸山「入社前は勉強されていましたか?」

滝花「していなかったです。」

丸山「それは凄いですね!」

滝花「そうですね…そんなに残業時間も多くなかったので働きながら両立できたという形になりますね。」

丸山「更に、一級建築士の資格も持っていますよね?」

滝花「そうですね。」

丸山「大学はどちらですか?」

滝花「●●●●です。」

丸山「エリートですね!!建築系から鑑定士になった理由は何ですか?」

滝花「いえいえ(笑)電力会社では原子力の仕事をしていましたが、もう少し幅広い建物、不動産を見てみたいという所や、士業への憧れがあり鑑定業界を目指そうと思いました。」

丸山「DD部の仕事内容を教えてください。」

滝花「主な業務は、エンジニアリングレポート。通称ERと呼ばれていますが、そのERを作成する業務が主です。建物の物理的なリスクを把握するレポートになるので、建築基準法や消防法に則っているのかいるかの確認、修繕更新費用がどれくらいかかるのか、土壌汚染リスクの有無、地震リスクの評価などの物理的リスクをまとめるレポートになっています。出張もありますし、オフィスワークとフィールドワークのバランスはかなり良い仕事かなと自分の中では思っています。」

丸山「そこは鑑定士に連動しそうですね?」

滝花「そうですね、弊社の強みとして鑑定評価とERをワンストップで受注できてお客様に対して一本化でご提出できるので、そこは親和性が高いと思います。」

丸山「依頼者はどういう方になりますか?」

滝花「鑑定評価書の依頼者様と大きく変わる所ではないのですが、Jリートや不動産ファンド、不動産会社様などこれらの方々が不動産を取得する時や売却する際に引合いがあるという所がメインになる。ただ、メーカーさんや自社で持っている工場の物理的なリスクを把握したいという所でご依頼いただくこともあります。」

丸山「最近、建物の環境が社会的な風潮になっていると思うのですが、トレンド感のある仕事はありますか?」

滝花「会社としては、環境に対して部署を作ったりしております。実際にCACBEE不動産などの評価をお客様から依頼が増えています。」

丸山「元々、電子力系の仕事をしていて、そこからエンジニアリングレポートの作成というと畑が違うのかな?と素人的には思ってしまうのですが、そこはどうですか?」

滝花「そうですね、畑は違うと思います。エンジニアリングレポートとなると、幅広く建築の知識を知っていないといけないですし、前職にいた時はかなり原子力というピンポイントの業務だったので一からERを学ぶという所から始まりました。ただ、弊社のERの部署も一から学ぶ必要があると思いますけれども、慣れれば出来るかなと思います。」

丸山「そこは、建築士としての知識・経験があれば基本的には出来ない事はないという事ですね。」

滝花「そうですね、建築士でも建築士でなくても、そこは勉強をすれば大丈夫かなと思います。」

丸山「鑑定部とのやり取りはどれくらいありますか?」

滝花「証券課の案件などになると、鑑定評価とERのワンストップで発注いただく機会もありますので、一緒に仕事をする機会は多いですね。」

丸山「残業時間や年間の繁忙状況はいかがですか?」

滝花「年度末(3月末)に向けて、徐々に繁忙になっていく様なイメージ感かと思います。極端に分かれているわけではないですが、年度末の方が忙しい印象です。残業時間は、残食に比べてにはなりますが、そこまで多いとは感じていなくて繁忙期でも30時間。多くても40時間くらい。閑散期でも15時間未満になります。周りを見ていてもそれくらいかなと思います。」

丸山「大和自体も残業時間を今は少しずつ減らしていくイメージはありますよね?」

滝花「目標時間も設定して勤務していて、今在宅も増えていますね。」

丸山「AEもそうなんですね。」

滝花「全社的に在宅勤務の体制が整っており、AE部も例に漏れずですね。」

丸山「鑑定部への異動はありますか?」

滝花「会社として希望しない異動というのは、あまりない会社なのかなと思っております。本人の希望が通り易いのかなという風に思います。

実際にAE部から他の部署から鑑定部への異動はあるにはあると思います。希望されなければ、そこはないと思います。」

丸山「滝花さん的に、鑑定士登録後は鑑定部への異動を出す気持ちはありますか?」

滝花「時期を見てという所にはなると思いますが、鑑定士登録後、いつかは鑑定業務の実務をやってみたいのでタイミングを見てという所ですね。」

丸山「建築士の方が鑑定会社に転職するのはありですか?」

滝花「ありだと思いますね。建築の知識があるので、不動産鑑定の中でも親和性が高いかなと思いますし、建築士の人が希望をして鑑定をやりたいのであれば大和鑑定がおすすめかと思います。鑑定以外でもAE部門など建築士が活躍できる部門は用意されているので大和鑑定は非常に建築士の方におすすめしやすいと思いますね。」

丸山「建築士の方に向けて一言アピールしていただいても宜しいですか?」

滝花「大和鑑定は不動産鑑定業界になりまして、メインは建設業界に皆様就職・転職される機会が多いかと思いますが、不動産鑑定業のニッチな業界ではあるとは思います。大和鑑定に関しては非常にワークライフバランス・風通しが良くおすすめできるかなと思いますので、是非ご検討いただけたら有難いです。宜しくお願い致します。」

丸山「私のYouTube視聴者は主に鑑定士受験生が多いので建築士の方は少ないとは思うのですが、是非建築士の方で転職を考えている方がいらっしゃいましたら参考にしてください。以上が今回の動画になります。滝花さん、本日はありがとうございました!」

滝花「ありがとうございました!」

―今回の動画はここまで―


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最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)

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