丸山「不動産鑑定士の丸山です。今日の動画は、大和鑑定のシステム評価部の橋本さんに来てもらいました。システムの話しをしていただきたいと思います。橋本さんとは同い年で。今日はご出演していただきまして、ありがとうございます。」
橋本「はい、宜しくお願いします。」
丸山「ご経歴は?」
橋本「大和不動産鑑定の橋本と言います。新卒で不動産の売買仲介の会社に入社し、不動産鑑定士の資格を取得したく退社し、2016年に大和不動産鑑定に入社。システム評価部に配属後、鑑定部も経験し現在システム評価部に戻ってきている状況です。
鑑定士の合格は、2016年。登録は、2020年。」
丸山「鑑定士登録をして2年が経ち、入社して6年程ですね。システム評価部の仕事を教えてください。」
橋本「システム評価部は、システムを用いた不動産コンサルティングを行う部署。固定資産税評価の支援業務を行っています。路線に一本一本価格が敷説されている所ですけども、宅地を評価するための路線の敷説やその検証が主な業務。それ以外にも、各種の図面の作成をしたり課税時の支援を行ったり。評価容量の呼ばれる要領の見直しの提案をする業務を行う部署です。」
丸山「依頼者は、公的というか地方自治体が多いですか?」
橋本「自治体の職員さんとお仕事をすることが多いです。」
丸山「今、東京固都税やってるんでしたっけ?」
橋本「東京と、それ以外の近郊の自治体も含めて。システム評価部自体は全国にありますので全国的にやっています。」
丸山「鑑定評価をするという事はあんまりない感じですか?」
橋本「鑑定評価書を作成する事はないですね。私の場合は、鑑定評価書はシステムの業務とは別にして鑑定評価書を作成する機会のというのはあるんですが、システムの業務の中で鑑定評価書を作成することは殆どないです。」
丸山「極端な話し、鑑定士でなくてもシステム評価部の仕事をする事はできますか?」
橋本「そうですね、路線の一本一本に価格が敷説される事になっていますが、路線ごとに街路条件、行政条件、環境条件などがデータを持っている形なのでデータが膨大になり、そのデータ処理が必要になる。データ処理に長けた方というのが活躍する。実際、鑑定士でない方でそういった形で活躍できるところはあるんじゃないかと思います。」
丸山「IT系の仕事に近い感じですか?」
橋本「それもあるのかもしれないです。元々はシステム開発部として今は部署が違いますけど、開発関係の方も同じ部署にいたりという事はあります。」
丸山「ザ・鑑定とは畑は違う感じですね?」
橋本「それはあるかもしれないですね。」
丸山「システム評価部から鑑定部に転属はありましたか?」
橋本「私も含めて、システムから鑑定部の方へ行かれた方も沢山いらっしゃいます。逆に鑑定部からシステムのほう部署を異動される方も沢山いらっしゃいました。」
丸山「システムに配属されるとずっとそこに居るってことはあるかもしれないけど、基本的に希望を出せば鑑定部に異動する事も出来るんですね。」
橋本「そうですね、会社の方針とか本人の希望によると思いますが。業務期間も固定資産税評価なので3年毎の評価替えじゃないですか。結構、業務スパンは長いので長くシステムにいらっしゃるという方も沢山いらっしゃいます。」
丸山「年間の繁忙状況はどうですか?」
橋本「業務期間が1年、3年と長いスパンでやっていて、契約の始まりが4月が多いので三月末、年度末は成果品や報告書の作成で繁忙かなと思います。
あとは、現地調査に行く機会も多いので、年度が始まって現地調査に行く時期は。」
丸山「4,5,6月と1,2,3月が繁忙なんですね。」
橋本「ただ、鑑定部と違うのは、1年のスパンの中で「この時期にこれを出さないといけない」という決まりがあるので、突発的な繁忙は少ないかもしれないですね。」
丸山「業務フローが固まっている分、ある程度一年間の繁忙状況が読みやすくて、休暇のスケジュールが立てやすいですかね。」
橋本「鑑定部よりかは少し立てやすいかもしれないですね。」
丸山「システム評価部で求められる知識はありますか?」
橋本「業務では、固定資産評価基準をベースに業務を行っていくので入社後はその知識が必要。検証の中では、鑑定評価理論、データ処理など色々な面が求められてくるかなと思います。」
丸山「鑑定士プラス税に関する知識や業務効率面でITのスキルが求められるとなると、やる業務としては鑑定士としての業務とは違うけれど鑑定に留まらず広い知見を得たいという人は、鑑定士としての幅が広がるというか。」
橋本「確かに、自分のデータ処理についてはまだまだ勉強中だと思いますし、自分にできる事というものもありますが、複雑な処理が一気に効率化できた時は楽しいなと思います。そういった所は鑑定とは違う所かもしれないですが、試算表やExcelベースでやっていると効率化や正確さに繋がってくるのではないかなと思います。」
丸山「今後、システム評価部に配属された際にはスキルアップのチャンスと思って、鑑定でもその知識が活きてくるという事ですね。」
橋本「はい、仰る通りです。」
丸山「理系である必要はないですよね?」
橋本「はい、理系である必要はないです。」
丸山「是非、システム評価部に配属された際にはこちらの動画を参考にしてほしいと思います。それでは、橋本さん。ありがとうございました。」
橋本「ありがとうございました。」
―今回の動画はここまで―
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