時間がない方へ(書き起こし内容)
今回の内容は、質問をいただいたのでその回答動画になります。
Q1異業種から鑑定士業界への転職を考えています。今年32歳で、現在リハビリの仕事をしていますが、将来は不動産コンサルティングの仕事に携わりたいです。下記の考えであれば①②のいずれがよいでしょうか?①時間をかけて鑑定士を取得する。②先に不動産業界に入り、宅建士→鑑定士の資格を取る。
以下、私の回答
質問者の方の現状を考えると②がいいと思います。将来的に不動産コンサル業に携わりたいと考えているのであれば、鑑定士の資格はそこまで必要ないので、宅建士を取得すれば十分だと考えたからです。
ただし、鑑定士資格をどうしても欲しいということであれば、今から鑑定士試験を始めたほうがいいです。
仮に①を選んだ場合、鑑定士のキャリア後に不動産業界へ転職することになりますが、その場合には恐らく30代後半になるのでは転職する年齢が少し遅い気がします。不動産に限らず一般的な企業であれば、30代後半の人を未経験で採用するということは多くないと思いますので、逆にそのような年齢の人でも雇うというのは、絶えず人材募集をしているブラック企業である可能性が高くなります。
したがって、不動産コンサル業で働きたいのであれば、今から不動産業界に飛び込んだ方がいいですし、そこで宅建士を取れば全く問題ありません。
そして一点注意が必要ですが、不動産コンサル業をしています、という会社の中には仲介業がメインの会社も多いので、そのような会社は避けた方がいいです。小さくてもデベロッパーのようなことをしていて、かつ裁量権が与えられる会社がいいですね。ただしこのような会社は手取り足取り教えるということはないので、慣れるまでの1~2年は苦労するはずですが、将来そのような環境で働いたことが役に立つと思います。
それに異業種で不動産業に参入する人は結構います。鑑定業であれば、前職がエンジニア、アパレル、バンドマンという方がいますし、宅建業であれば、水商売上がりの社長さんも結構多いので、異業種であることは大きなマイナスにはなりません。
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Q2大学法学部に在籍してますが、在学中に鑑定士を取得し、その後法科大学院に通って司法試験に挑戦する場合、メリットはありますか?
以下、私の回答
結論、あると思います。在学中に鑑定士を取得できれば、司法試験に合格しなかったとしても鑑定士として働くことができます。
質問者の方とは逆の順番になりますが、知り合いの先生に何年も司法試験に挑戦し続けたけど、合格できなかったので弁護士の世界を諦めて鑑定士の世界に来たという先生がいらっしゃいます。
したがって、司法試験が受かればダブルライセンスによってメリットが生まれますし、合格できなかった場合でも鑑定士として仕事をすることができます。
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Q3鑑定士の受験生時代だった時の毎日の過ごし方、勉強時間などを教えてください。
以下、私の回答
以前動画にしておりますが、簡単に復習すると、6日間は勉強、1日休暇、という過ごし方でした。
1日の使い方は
・鑑定理論の暗記:1時間
・鑑定理論の答案構成:10問
・鑑定理論の演習:1問
・民法、経済、会計:問題を2問ずつ解く
という内容なので、勉強時間は1日10~13時間は勉強していました。
⬇︎⬇︎⬇︎勉強方法に関する動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎
以上が今回の動画になります。ありがとうございました。
丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。
県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。
最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)
鑑定評価の必要性がございましたら、お気軽にご相談ください。
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