時間がない方へ(書き起こし内容)
今回の内容は、質問をいただいたのでその回答動画になります。
Q鑑定評価基準はどこまで暗記するものでしょうか?「てにをは」を含めて覚えるのでしょうか?程度感が分かりません。
以下、私の回答
合格者の方は「てにをは」まで覚えている人が多かったので、そこまで覚えた方がいいですね。ただし、最初からそこに固執すると全体が把握できないので、最初は「てにをは」を意識しない方がいいです。
暗記がある程度すすんでいくと「てにをは」まで意識して覚えられるようになります。
これは完全に幹の部分は覚えられていて、枝葉の部分である「てにをは」に目が言っているからです。ただし「てにをは」を覚えられなかったからといって合格しないのかと言うとそうではありません。
大事なことは基準の理解です。
⬇︎⬇︎⬇︎基準の骨組み⬇︎⬇︎⬇︎
では理解とは何かという話ですが、私の中ではキーフレーズを覚えていて、それを繋げることで文章を作ることが出来る、ということを理解だと思っています。
例えば鑑定評価基準では、原価法の定義を
原価法とは、価格時点における対象不動産の再調達原価を求め、この再調達原価について減価修正を行って対象不動産の試算価格を求める手法
と定義しています。
原価法の定義では「再調達原価」「減価修正」「試算価格」の3つがキーフレーズになりますので、まずはこれを覚えてください。
なので、原価法とは?と聞かれた際には
再調達原価に減価修正を行って試算価格を求める手法
ということが出来れば理解できています。
さらにこのキーフレーズを覚えていくと原価法の論点というのが「再調達原価」「減価修正」「試算価格」の3つしかないことに気づきます。
さらにそこから鑑定評価基準の体系的な理解が出来るようになります。
したがって、理解するということにも暗記が必要なので、まずはキーフレーズから覚えてください。
最初の間は覚えるまで時間がかかりますので暗記の精度も低いと思いますが、理解が進むと余裕が生まれるので「てにをは」の部分まで意識して覚えられるようになります。
特に最近は基本的な問題も多いので、この基本的な問題のときに定義を正確に書けなかったとして点数を失うことは非常に勿体ないですし、合格者は落とさないはずです。
したがって、合格者は「てにをは」まで覚えてきますので、質問者の方もそこまで覚えた方がいいと思います。
私も合格した時は「てにをは」まで覚えて正確な暗記をしていましたし、他の合格者の人も同じように正確な暗記をしていました。
⬇︎⬇︎⬇︎この話、本当ですか?⬇︎⬇︎⬇︎
以上が今回の動画になります。ありがとうございました。
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県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。
最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)
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