今回は独立についてお話しします。
これから独立を視野に入れている方の参考になれば幸いです。
なお、当記事は1,100字ありますので、約2分(500文字1分で計算)で読み終えます。
それではどうぞ!(^o^)/~~~
時間がない方へ(書き起こし内容)
今回の内容は、質問をいただいたのでその回答動画になります。
Q不動産鑑定士の資格を取り、即独立は可能でしょうか。
以下、回答です。
これは、勿論可能です。
論文式試験合格後、実務修習を経て鑑定士登録ができれば、独立開業は出来ます。
ただそこで「仕事があるか」或いは「食えるか」という現実的な問題が生じますが、そこについては難しいと思います。
というのも、鑑定評価は実務修習の13類型だけで終わらないんですよね。
例えば限定価格1つとっても、鑑定評価基準では借地権と底地の併合は限定価格の例としてありますが、過去私が在籍していた大和不動産鑑定株式会社では、借地権と底地の併合かつ隣接不動産の併合を前提とした限定価格の評価がありました。(私が行った案件ではございません)
他にも個人の先生では区分地上権の評価をされている方が多くいらっしゃいます。
こういった評価は経験がものをいいますので、実務修習や基準を暗記しただけでは対応することが出来ないので、過去同じような案件をしたことがある先生にお話を聞いたり、社内にあるデータベースを調べて評価を行うことになります。
したがって、相談できる相手や調べられる環境にいない場合、出来ない案件は他の鑑定士先生に案件を流して、紹介料を取るという程度のことしかできません。
冷静に考えてほしいですが…
これって独立した意味ありますか?
という話です。
仮に紹介料だけでも生計を立てられるくらい仕事がを取ってこれれば問題ないですが、最初はそれも難しいはずですし、そんなことをしたいために独立をする人はいないと思います。
したがって、即独立は可能ですが、現実的ではないと思いますので、ある程度鑑定会社で働いた方がいいと考えます。
ただし他の士業で既に独立されている方は、再就職が出来ないと思いますので、そういった方は一部例外ですね。
以上が今回の動画になります。ありがとうございました。
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