この度、四大監査法人系列の会社に勤務されている不動産鑑定士の方に「仕事内容や年収」について、お話しいただきました。
鑑定士の方で同社への転職を考えている方の参考になりますと幸いです。
なお、当記事は約1,800字ありますので、約4分(500文字1分で計算)で読み終えます。
それではどうぞ!(^o^)/~~~
時間がない方へ(書き起こし内容)
今回の動画は2本目の動画です。
2本目の動画は仕事内容や給与水準を聞いております。
では、どうぞ!
丸山:では次はレビュー以外の業務についてお話ください
X氏:今は大規模な再開発事業の資金調達をしています。前々からリリースも出して、水面下で動いていた案件があるんですが、コロナの影響で財務指標が痛んでいる企業が多くなり、その状態で金融機関から借り入れをすると投資家が説明しづらい部分があるんですね。とはいえ、再開発はやらないといけないので、そういった企業に対して資金調達どうしますか、というコンサルティングをしています。
鑑定士として必要なスキルは、従前従後の不動産価格の判定やプロジェクト全体の収益性を向上させる際に活用しますが、それ以外にも建築士や会計士的なスキルが求められます。
丸山:求められるスキルが多岐にわたりますね。
X氏:ファイナンスの方法も、新会社を設立してその会社に増資をしてもらう方法などもあるので、鑑定士だけのスキルでは足りないです(笑)
ちなみにそのプロジェクトの上の人ですが、バックグラウンドは鑑定士なんですけど、企業再生やM&Aもやれるような人なので、世の中には鑑定以外のスキルを持つ鑑定士がいます(笑)
丸山:その方は鑑定士兼会計士なんですか?
X氏:資格は鑑定士だけですね。
丸山:すごい世界にいますね(笑)
X氏:今の私では鑑定士のスキルを使うことしかできませんが、他の人は資金調達のスキームを何本か描いて、そのスキームごとに会計上の処理がこうなって、そうすると財務指標がこうなって…とか、税金がいくらで、それによって毎期の返済がいくらで…みたいなことをやっています(笑)
丸山:そういったシュミレーションを何本も作るんですか?
X氏:そうですね。
丸山:凄いことやっていますね、本当に。
X氏:BIG4を呼ばれる監査法人は、ファンナンシャルアドバイザリーサービス会社をグループ内に持っているので、その業務ですね。
丸山:最後に給与面のお話をしていただけますか。
X氏:給与は、鑑定会社時代に比べて間違いなく上がります。具体的に大手の鑑定会社の場合、手当を入れずに純粋な給料で1,000万円を超えるのは、恐らく次長、部長クラスになると思いますが、その給与には入社一年目で届きます。コロナによって業績が不安定な部分もありますが、ボーナスが普通通りに出れば、1,000万円は超えますね。
そこからポジションが上がれば、1,200~1,300万円、次は1,500万円と上がっていきますし、最終的には2,000~3,000万円ということも狙える世界かなと。
丸山:おぉ、、、では今流行りのQOL(「quality of life」の略)などはどうですか?
X氏:仕事は鑑定会社より忙しいんですよ(笑)けど、リモートワークが進んでいるので、労働時間よりもフレキシビリティがある感じですね。
丸山:お話を聞くだけでも業務の大変さは理解し、だからこそ、給与が高いことも納得できます。
X氏:そうですね。あとは、他の鑑定士と比べて差別化して、スキルが上がっているというのは実感しています。特に都心部で働く鑑定士の人で、将来独立して鑑定だけで飯が食えるのか、と不安になる人は多いと思いますが、鑑定以外のお金の稼ぎ方というのは勉強になりました。
丸山:ありがとうございました。
以上が今回の動画になります。ありがとうございました。
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丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。
県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。
最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)
鑑定評価の必要性がございましたら、お気軽にご相談ください。
メールの場合:mail@maruyama-res-office.jp
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