【不動産鑑定士】社会人受験生がキツい理由/専業受験生との違い

時間がない方へ(書き起こし内容)

今回の内容は、質問をいただいたのでその回答動画になります。

Q現在大学4年生です。大学3年から鑑定士試験の勉強を始めましたが、今年の試験合格が難しい状態です。既に内定をもらっているので、来春から社会人として働きます。大学生期間でしっかりと勉強をした状態でも、社会人合格はきついでしょうか?

以下、回答です。

どうであれ、兼業受験生はきついです。何が一番辛いかというと、受験時間が確保できないことです。本人は勉強したい気持ちがありますが、環境がそれをさせてくれないので、気持ちが焦ってしまい不安になります。

私の知り合いで兼業受験で合格した人は数人いますが、合格者は一人以外全て鑑定会社で働いている方でした。唯一、鑑定会社で働いていない合格者の人は事業会社の開発部門にいらしゃった方です。

鑑定会社で働きながら合格した人達は直前期にはある程度仕事量を調整してもらっていましたし、周りも受験に対して応援してくれるので、モチベーションが維持しやすいですが、そうでない人、つまり鑑定会社以外の人は途中でフェードアウトする人が多かったです。

したがって、これから勤める会社が受験に対して理解があって、8月の論文の時期までは仕事量を調整してくれるということがあれば問題ありませんが、そうでない場合は直前期であっても仕事量は調整してもらえませんし、本人が「直前期に勉強に集中したいので、仕事量を減らしてもらえませんか」という相談をしてもその相談が通る可能性は低いと思います。

したがって、直前期を含めて受験勉強に配慮してもらえない環境は苦しくなります。

内定をもらった会社がどのような業種か分かりませんが、私の想像している一般的な不動産会社であれば、夜は接待などもありますので、勉強時間は朝と休日しか取れないことになります。

それに専業受験生は論文式試験の結果が出て、その後に本腰を入れて勉強を始めますが、大体年明けくらいから集中し始めますので、本当の意味で体が仕上がるのは3~4月になることが多いです。しかし、質問者の方はその時期に環境が大きく変わるので、それが個人的には怖いと思っています。

ただ、合格のチャンスが全くないのかというとそんなことはないので、次の点に注意してください。

①質問者の方は来春には就職をするので、勉強する時間がなくなるということを認識してください。

②さらに直前期は勉強範囲を絞る必要があります。例えば、直前答練と全答練の問題しかやらない、ということです。

③近年の本試験は基礎的な問題が多く出ますので、来年の3月までに基礎を固める必要があります。

④兼業受験生というものは本当に精神的につらいということを改めて認識することです。

この4点に注意していただき、これからの勉強に励んで下さい。

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。

 


⬇︎⬇︎⬇︎兼業受験生関する動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎

【不動産鑑定士】 27/働きながら合格する奴は○%/高卒でも働けるのか

⬇︎⬇︎⬇︎その後の就職に関する動画はこちらです⬇︎⬇︎⬇︎

【不動産鑑定士】 02/鑑定業界大手三社就職事情/オススメの不動産鑑定会社


丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。

県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。

最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)

鑑定評価の必要性がございましたら、お気軽にご相談ください。

メールの場合:mail@maruyama-res-office.jp

電話の場合:090-9300-9694

※不動産鑑定士がどんな資格かな?と気になった方は費用が安いLECがオススメなので、資料請求だけでもしてみてください(特に大学生は就活に役立ちます)

LECオンライン(東京リーガルマインド)

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です