― 一人目 (Bさん) ―
丸山「合格出来た理由は何だと思いますか?」
B「結構、この勉強にハマれたのが理由かなと思います」
丸山「なんでハマれたんですか?」
B「今まで触れた事のないような内容の勉強。民法も会計も経済も勿論、鑑定理論とかも今までに触れた事がなくて、且つやってみた時に面白いなって興味が湧いたのであんまり勉強自体はストレスなく、コンスタントに積み上げれてたので、それかなと思います。」
丸山「日々の勉強の中で、辛いとかなかったですか?勉強したくないなとか。」
B「辛いのはちょっとありました、最初に忘れないものだと思ってたんですけど、毎日回しているけど普通に忘れるっていう事。最有効使用の原則とかも12月くらいに忘れるとか。思い出しやすいんですけど、忘れるとなると完全に思い出せなくななったりする時もあったので、そういうのは落ち込みましたね。それは全部の科目であって、会計とか民法とかもあってそれにも慣れたら、もう忘れたかっていうくらいでちょっと次に行けるようになったので。勉強が嫌だなっていうのは不思議とならなかったです。」
丸山「それは何でかすかね?」
B「多分、仕事辞めて勉強しかする事がなかったからだと思うんですけど、その内容自体にも楽しさを感じられてた。」
丸山「それって、今年絶対受からないとやばいっていう恐怖感とかってありました?」
B「いや、それはなかったかな。これでやって落ちたら、もうしょうがないし、丸山さんの助けも借りて勉強時間これまでやって、それで落ちたらもうしょうがないだろうっていう気持ちに持っていけるようにやってたっていう感じですかね。」
丸山「ずっと高い次元をキープしたと思うんですけど、勉強時間も。それって何でですかね?」
B「やればやるほど、まだ足りない...ってなったんで、多分勉強時間を増やしていってたんだと思うんですよ。」
丸山「なるほど。足りない部分がやる事に見えてきたって感じですね。」
B「そうです。さっき言った9月とか10月くらいで暗記が進んできてって思ってたんですけど、基準以外の所も結構覚えなきゃいけない所があるってそこらへんで強く思いだして。じゃないと書けない問題とかあったんですよ。基準そんなに書く事ないぞ、この問題。みたいな。そういうのも出てくるって思ったら、これも覚えないとまずいなっていう風に、全科目そうなんですけど。民法もそうです、最初このくらいかけてれば良いのかと思ってたんですけども、これ書くんだったらこの内容触れてないと何かおかしいよなとか。勉強していくと感じてきちゃって、勉強時間を増やさないとすごくフォローできなくなったんで増やしていったっていう感じですかね。」
丸山「でも。良い意味で意識が高いっていう事ですよね。これでいいやって思わないで、絶えず今以上の進歩というか、これじゃあ高い点取れないなとか意識があったから多分結果的に勉強時間増えたっていう事ですね。それをカバーするために。」
B「そうですね、そう意味じゃ不安でしたね。」
丸山「まぁ1日12時間からピーク時は13,5時間やってましたからね。」
B「そうですね。」
丸山「これはもう狂ってましたよね(笑)狂ったようにやってましたよね。」
B「はい(笑)鑑定理論とかテキスト読んで目に入ってるんですけど、ちゃんとアウトプット出来るレベルで覚えてないと、テキストで見たはずなのにって思いながら書けないみたいな状況になると思うんですけど、それが絶対嫌だったんですよね。書けねーってなるのは、多分めちゃくちゃストレスだなと思って。結構勉強...そうじゃなくてもしてたのに、ある問題はしっかり書けて、この問題出されたら書けないみたいなのってすごく萎えると思ったので。」
丸山「絶えず本番を意識してたっていう所ですね。」
― 二人目 (20代中盤 社会人受験生) ―
C「まず、基礎知識があったっていう所が短期合格の理由かなと思ってるんですけども、それ以上に社会人受験生が絶対に勉強時間で劣るっていう所を認識してどの勉強をしようかっていう所の取捨選択を行ったという所が結構大きな理由かなと思っています。あとは、精神力として、不動産鑑定士という資格を何で目指したとか、資格を取って何したいのかとか目的を明確にしておいて絶対疲れたなとか、今日勉強やりたくないなっていう時は発生すると思うんですけども、その時にでも勉強が出来るっていうようにしておいた方が良いかなと思っています。」
丸山「なるほどね。じゃあ自分が使える時間というか、環境の中でベストパフォーマンスを出す方法とかを絶えず考えてた感じだね。」
C「そうですね。」
丸山「分かりました。日々の勉強で意識した事はありますか?」
C「意識した所としては、合格するまでの道のりというかストーリーと合格点を確保する時のゴール地点をすごい意識したかなと思っています。僕の勉強時間を先程も話した通り、多分1700~1800時間くらいしか正直できていなくて、二年間で。社会人受験生は皆さんBさんみたいな形で専業生と比べたら絶対にその半分もいかない。何分の一ぐらいの勉強量しか出来ないっていうのが当たり前かなと思っています。なので、少ない時間でどのゴールを目指すのかっていう所で、僕だったら民法50点、経済70点、会計50点、鑑定理論130点、演習は80点くらい取りたいなっていうので合計380点を目標値に据えて勉強してたんですけども、その為に、民法は完璧な論証例の暗記っていう所は割り切って、ある程度自分の言葉で書けるレベルを目標にしたりとか。逆に演習っていう所は、かなり過去問とかそういった所をやり込んで平均点+2,30点取らないといけないなという所を考えていたりとか自分がどの点数で合格するのかっていうのをイメージしてやらないと日々の勉強に繋がらないのかなと思いました。とは言え、合格者は100~150人の間に挟まっていて、合格率も劇的に変わる事もないと思うので今まで以上に液化した分、基礎固めと部分点の獲得っていうのが非常に大事かなと思っていて。これで差が付いちゃうかなと思ってます。なので、意識する事としては、自分が受験者の中でどのポジションにいるのか。きちんと15%の中にいるのかなっていうのを、日々の答練であったりとか模試とかが一番分かりやすいんですけども、それを利用して常に意識する事が非常に大事なのかなと思っています。」
丸山「いやぁ、意識が高いね、やっぱり。視座が高いっていうの?勉強が出来たからなのか分からないけど、素晴らしいですね。日々ゴールを意識して、そこで必要な点数っていうのはこれくらいだからこれくらいやっていこうみたいな感じで逆算してやっていったっていう感じですね。」
C「そうですね、多分社会人受験生だと残された時間が砂時計みたいな形が分かっちゃうんですよね。なので、その残された時間でどれだけ受かるかっていうのは意識しないとダラダラと勉強出来るほどの余裕はないかなと思います。」
次回へ続く
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