【鑑定会社で働く人必見】「鑑定補助者」の仕事内容とは?

今回は鑑定補助者の仕事内容についてお話しします。
試験に合格し、これから不動産鑑定会社で働く人の参考になれば幸いです。
なお、当記事は1,200字ありますので、約2分(500文字1分で計算)で読み終えます。

それではどうぞ!(^o^)/~~~

時間がない方へ(書き起こし内容)

今回の内容は、質問をいただいたのでその回答動画になります。

Q春から鑑定会社で働きます。補助者期間とういのはどのような仕事をするのか教えてください。

以下、回答です。

これは鑑定評価の全ての作業をすると思っていただいて大丈夫です。

補助者なので、当然鑑定評価書のサインは出来ませんが、それ以外の全てを行うことになります。

具体的には、対象不動産の確定から実地調査、役所調査、試算価格の調整と評価書の作成、必要であれば依頼者に資料を請求するとかですね、そういった全ての業務をやるというものです。

ここで注意してほしいのが、補助者だからと言って気を抜かないことです。

補助者という立場になりますと基本的には責任がなので、仮に評価書にミスがあっても、それをそのまま提出した場合、処罰される人はサインをした鑑定士になります。

したがって、補助者という立場だから気を抜くとか、自分には責任が及ばないと思って責任感を持たずに仕事をやると社内での評判が下がってしまいます。なので、そこはある程度責任感を持って一つ一つの数字や考え方に根拠を示すと良いと思います。

先輩鑑定士の人に評価書を見てもらう時「何でこの利回りを使ったの?」とか「何でこの数字を使ったの?」ということは結構聞かれますが、そこで例えば「周辺相場や過去の評価先例から引っ張ってきて、それを参考にしました。」など、自分の考えを示すことができると先輩鑑定士の人の評価がだいぶ変わります。

その時には鑑定士の人も「この人はちゃんと考えて評価書を作ったんだな」と思ってくれるんですよ。

それがあると、「あの人はできる補助者だ」と社内での評価も上がりますので、そういう一つ一つの数字というのは考えながら決定した方が良いと思います。

これから鑑定会社で働かれるということですので、ご活躍を心よりお祈り申し上げます。


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以上が今回の動画になります。ありがとうございました。

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