【大和不動産鑑定で働きたい人必見】現役鑑定士がインタビュー/働きやすさ、転職の可能性について解説していただきました!

この度、私の前職である大和不動産株式会社のお二方(先輩の北脇さんと同期の村尾さん)に「働きやすさ、転職の可能性」について、お話いただきました。
大手鑑定会社への就職を希望されている方、論文式試験合格者、大和不動産株式会社で働きたい方は是非参考にしてください。
なお、当記事は4,500字ありますので、約9分(500文字1分で計算)で読み終えます。

それではどうぞ!(^o^)/~~~

時間がない方へ(書き起こし内容)

丸山:次に北脇さんは、AM会社に出向していた経験があるので、そこも話しをしたいんですけど、AMの仕事内容をお話してもらっても良いですか?

北脇:弊社、専門チームっていうのがあるんですけど、そこの商業施設のチームリーダーをやっていた関係で、商業特化型リートに行かしてもらいました。AMさんの主な仕事は、物件の取得と物件の運用が主なんですけど、私がいた所はそれがまとめて取得も運用も同じようにやっていて、私はメインの方は運用の方をやっていたんですけど、期中の運用なので色々と問題が起きるんですよ。テナントさんが抜けちゃったり、建物の不備が起きるとか。なので、そういった工事の手順をするとか、テナントさんの入れ替えがメインの仕事です。
あとJリートの場合、お客さんが投資家なんですよね。なので、投資家に分配金をあげるって言うのがメインの仕事なので、ちゃんと分配金が多く出るようにするっていうのが仕事ですね。

丸山:じゃあ、そこで鑑定士の知識、経験っていうのはどういう所で活きましたか?

北脇:鑑定士って広く浅く知識を持ってるんですよね。アセットも商業、オフィス、ホテル、ヘルスケア、物流。皆さん、そこまで関わらない仕事を幅広く持っているので、そういった意味で言うと、商業特化リートなので、商業に関しては当然その中にいる人が詳しいですが、それ以外の所で鑑定士は多角的に物事を見れるので、そういった意味で言うと、商業以外の目線から見ることができます。

丸山:私も出向して一番大きかったと思ったのは、同じ水準で言葉が分かるんですよね。向こうもストレスなく話してくれるというか、同じレベルで会話が出来るっていうのは、鑑定士をやっていたからこそかなと思って。

北脇:そうですね。細かい試算内容とかこちらの方が詳しいので。税金の計算どうするのとかそういった所は聞かれますけどね。

丸山:あれ?聞かれなかったです・・なぜ?涙

北脇・村尾:www

丸山:じゃあ、最後にAM会社と比較して大和鑑定の良い所というか、働きやすい部分があれば話してほしいなと思って。

北脇:私が出向した所は、本当に良い会社で超絶ホワイト企業だったんですよ。そこの会社もそうですけど、一般の会社は組織がちゃんとあって、決裁権限があって、最後社長が決めるっていうルールがあるんですけど、鑑定士っていうのは個人事業主の集まりなんですよね。自分がちゃんと考えて、そのロジックが通っていれば、他の人からそれを強引に変えろとかはないので、自己完結できるっていうのは大きいですね。そこが一番ストレスを感じないというかやりがいを感じる所でもあるのかなとは思ってます。

丸山:会社なので、統一的なルールや試算表の雛形とかありますけども、最終判断的な部分は鑑定士に依存してるので、逆にそこの部分は会社としては汲み取ってくれますし、社長がこういってるからこうしなきゃいけっていう事はないですよね。なので、働きやすいと?

北脇:そうですね。働きやすいですね。

丸山:ありがとうございます。じゃ、村尾さん。次良いですか。村尾さんは、前職IT系の会社で組織の中でいたと思うんだけど、そこと鑑定会社の違いというか、良い面は?

村尾:2点あると思っていて。1点目がやりたい事を手を挙げればやらしてくれるっていう風土。例えば、Webセミナーやりたいと言ったら、やっても良いよと言ってくれたり。海外案件やりたいですって言ったら、やらしてくれる。あと、色んな建物の調査をやりたいと言ったら、やらしてくれる。どんどん新しい事をやらしてくれる風土があるので、そういう意味ではすごくやりやすいという所。あともう一点が、たまたま運が良かったのかもしれないですけど、非常に仲間に恵まれた所があって。北脇さんとか丸山さんと旅行に行ったり、あとダーツ大会にも行きましたよね。

北脇・丸山:行きましたね、ダーツ大会(笑)

村尾:そういう事もあって、人が良いですよね。

北脇:優しい人が多い気がしますね。

丸山:そういった意味では、人的ストレスがやっぱりないっていう所と、やりたい事がやれるっていう所が良い会社というか働きやすいっていう事ですね。あと、もう一個村尾さん。部署が移動したことで給与水準は変わりましたか?

村尾:多分、水準としては変わらないですけど、残業時間がすごく減ったんですね、当時は。その分多分残業代は減ったと思います。

丸山:ベースは変わらなかったけども、残業代が変わったくらい?今でも覚えているけど、麻雀大会で村尾さんの立ち振舞いを安来社長が見て抜擢したんだよね。

村尾:何か、噂によるとね。

北脇:めちゃめちゃビルになりますけど。めちゃめちゃもう・・・適所適材ですよ。

丸山:ではですね、これはこれは使えるかどうか分からないですけど、転職について伺います。北脇さんはもう10年いるので、多分1回2回は考えたことあるんじゃないかなと思うんですけど、そこについてお話してほしいと思うんですけど。

北脇:そうですね。一時期転職ブームがあって、上の人がバラバラと辞めていく時期があって。その時に転職しようかなと思って、面接を受けた事があったんですよね。一次面接受かったんですけど、そこからはお断りしました。転職しない理由は、転職する積極的な理由がないっていうのが一番大きいかなと。多分転職って、何かしら給与とか人とか嫌な事があるとしようかなと思うんですけど、そういった所でない中でやっちゃうと後悔するかなと思って。今は様子見してます。

丸山:本当に大きな理由は、転職理由がないって事なんですね。

北脇:給与あげてこうって思ったら、どんどん転職していった方が良いんでしょうけどね。

丸山:次、村尾さんはありますか?

村尾:正直言って、僕もなくて。鑑定士になった動機もそうなんですけど、島根県に帰らなくちゃいけなくなった時に転職じゃなくて独立っていうような選択肢しかないと思っていて。それがなければずっと大和一本ですね。

丸山:なるほど。じゃあ村尾さんも、特にやめたい理由がなかったていう事だね。

村尾:そういう事だね。

丸山:これから後輩がどんどん入ってくると思うんですけど、どういう後輩を望むかっていう。

北脇:後輩ですか・・・まぁ素直な人だったら、全然。

丸山:素直な人・・・いや全然分かんないっす。

北脇・村尾:(笑)

丸山:ピンとこない、そこは。どういう事?

北脇:いや、あんまり気負わず入ってもらえば良いんですけどね。あんまり望むのないです。たぶんその人の良さがあるんで。元気な人は元気な人の良さがあるし、大人しい人は大人しい人の良さがあるし。全員元気な人だったらうるさいじゃないですか、会社。だから色んな人がいた方が良いかなって思ってます。

丸山:オープンハウスさんみたいに?「こっからっす!」みたいな?(笑)

北脇:いや、そういう人ばっかだとちょっと違うかな。

丸山:なるほど。言う事聞いてくれるって言ったらちょっと違いますけど、素直な人だっら基本的に気負わないで入ってくれたらっていう感じすか。

村尾:優しいですね。

丸山:じゃあ、村尾さんは?

村尾:僕は割りとガンガン行こうぜ派が好きで。なので積極的な人。とは言いながらもバランスも大事で。いきなりガンガン行くのんも良いんですけど、そうじゃなくてまずは様子を見つつ、バッと懐に入っていくような人がたぶんすごい出来る人かなって。

丸山:という事は、空気もちょっと読めないと・・・だめだよっていう感じ?

村尾:個人的には、思います。

丸山:じゃあ最後に、この私のチャンネルは受験生が多いんですけど、受験生に向けて、一言それぞれいただいて良いですか。

北脇:そうですね、初め勉強してる時はすごい大変だと思うんですけど、この試験頑張れば受かるんで・・・

丸山:俺やないかい! それいつも俺が言ってる。

北脇・村尾:www

北脇:頑張れば受かる試験なので、諦めずにやっていただけたら良いと思います。受かった暁には弊社に入っていただいて、一緒に働きましょう。

丸山:じゃあ、次に村尾さん良いですか。

村尾:異業種から、ネットワークエンジニアから入ってきて、不動産の不の字も知らなっったんですけども、合格して経験を積めば鑑定士として頑張れるという所がありますし、あと受験時代という所で、自分の父親から言われてありがたい言葉があったんですけど。高く飛ぼうと思ったら、しゃがみこまなくちゃいけないんで、今勉強の時はすごいしゃがみこんでると思うんで、一生懸命しゃがんでもらって高く飛んでもらいたいっていうのが・・・ちょっと良い言葉言っちゃいましたけど。

丸山・北脇:www

丸山:あと、村尾さん最後にちょっと一個だけ良い?村尾さんって理系の大学じゃん?鑑定士は文系資格で。理系だからマイナスとか受験にしても職場にしても何かマイナスポイントってあった?

村尾:いや、殆どないと思うんですけど、一点受験の時に困るのが、理系の人って、あんまり文章書くの慣れてないんですよね。論文式で文章書くっていうのに慣れるまでは面食らった。その分経済学とか全部数式で理解ができるんで、ちょっとしたアドバンテージかもしれないですけど。

北脇:僕も理系なので、そうですけど経済学とかすっと入ってきましたけど、会計学と民法が・・・。会計学はなんの勉強なの?って思ってこれは。民法とか難しすぎだろって思って。

丸山:そういうのあったんですね。

北脇:働いてからはないですよね、理系・文系とか差は全く。

丸山:今日はですね貴重なお時間、高い時給のなか、ありがとうございました。

北脇・村尾:ありがとうございました。

丸山:またちょっとこれからお付き合いしてもらいたいとと思いますので、よろしくおねがいします。

北脇・村尾:ありがとうございました。

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。(次回へ続く)


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丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。

県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。

最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)

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メールの場合:mail@maruyama-res-office.jp

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