【大和不動産鑑定で働きたい人必見】現役鑑定士がインタビュー/仕事のやりがい、残業時間、出張回数について解説していただきました!

この度、私の前職である大和不動産株式会社のお二方(先輩の北脇さんと同期の村尾さん)に「仕事のやりがい、残業時間、出張回数」について、お話いただきました。
大手鑑定会社への就職を希望されている方、論文式試験合格者、大和不動産株式会社で働きたい方は是非参考にしてください。
なお、当記事は3,700字ありますので、約7分(500文字1分で計算)で読み終えます。

それではどうぞ!(^o^)/~~~

時間がない方へ(書き起こし内容)

丸山:この仕事の面白い所とか嬉しいと場面というところを北脇さんから聞いても良いですか?

北脇:そうですね、鑑定士ってマニアみたいな人が多くてオタクっぽい仕事なので数字を色々弄ったりする仕事が多くて・・・。個人的に面白いのが、鑑定が必要な場面って、お客様が何かしら困っているんですよ。不動産を売りたかったり買いたかったり交換したかったり。そこのある一定の価格が必要になる場面があって、そういったお客様の困っている場面で鑑定士としてお客様の手助けになれた時が一番楽しいっていうか嬉しいですね。

丸山:・・・本当にそう思ってますか?(笑)

北脇:そうですね、そこは結構楽しいですね、本当に。

丸山:前、僕前聞いた中で一番覚えているのは、日経不動産マーケットに自分が評価した物件が乗るのが一番楽しいって言ってたんで。

北脇:あっそれも楽しい!鑑定事務所の違いで一番大きいのが、そういった新聞とかインターネットに載るような物件の評価が出来るのが一番大きくて、そういったのが日経マーケットの一面にドンと載ると、達成感は大きいですよね。なかなか日本経済の大きい所に関われているんだと言うのがあります。

丸山:何か、思った以上に北脇さんちゃんと答えてるので、びっくりしましたよ。

北脇:いやいや、ありがとうございます。

丸山:じゃあ、(次に)村尾さん。

村尾:直近だと、大和鑑定でwebセミナーをやって積極的に配信してるんですけども、丸山さんもご存知の通り鑑定士って発信力がすごくこれまで低かった所があると思うんですよ。そういう所でwebセミナーだったり、その準備だったり動画を作ったりする事が面白くて。それで、セミナー良かったよ、みたいに言われるのがすごく嬉しいと言うのがありますね。

丸山:じゃあ村尾さんの場合、集客と言うか、今まで既存のモデルだと何か出すというのがなかったから、そのなかで新しい道を作っているという所が面白みを感じているという事ですね?

村尾:仰る通りです、さすが!

丸山:では、直近一年間の二人の残業時間って聞いても良いですか?

北脇:これはですね、鑑定士ってやればやるだけ出来るんですよ。多分どこまで追求するかなんで、人によって残業時間はバラバラです。ただ、最近、全社的に残業かなり減ってきていて。私はそこまで残業しないタイプなので、本当に0(時間)の時も沢山あります。繁忙期は、1~3月が一番繁忙で、その時期でも多くても40(時間)とか。なので一年で均すと、本当に少ないと思います。

丸山:じゃあ北脇さんは、いま月均したら多くて40時間、少なくて0~10時間とかですか?

北脇:そうですね、そのくらいですね。

丸山:じゃあ、次に村尾さんは。

村尾:私はバリバリ鑑定書を作っているわけではないので、私も少ないです。0(時間)かやっても10(時間)とか。

丸山:じゃあ会社的にはもう残業しないっていう風に動いているんですかね?

北脇:最近、厳しいですね。40時間以上出来ないように、三六協定は完璧に守るようになってますし、残業時間がオーバーすると仕事を出来ないように他の人に行くようなシステムが出来てますし、かなり厳しいです。

丸山:それってでも、最後は・・・?

北脇:出来る人がやる。

丸山:・・・出来る人がやる? じゃあ出来る人はどんどん(仕事が)増えていって、出来ない人は量が減るみたいな?

北脇:うん、そうですね。

丸山:難しいですよね、それは。まぁ会社も組織なんで、当然「皆さんハッピー」みたいなことは出来ないと思うんですけど、そういうバラつきが出ちゃうと、それはそれでまた・・・
やってる本人、どっちもきついですよね。下の人も俺のせいでってなるし、出来る人からしたら、何で俺ばっかりみたいな感じにはなっちゃいますよね。

北脇・村尾:うん、そうなんですよね。

丸山:しかし社員には優しい組織作りにはなってるんですね。全社的に残業時間はどれくらいなんですか?

北脇:全社的には、村尾さんどうですか?

村尾:多い少ないはあるでしょうけど、上手くマネジメントしてる方だと思いますけどね。

北脇:うん、少ない方だと思いますけど、そんなに多くはないかなと思いますね。全社見ても。

丸山:ありがとうございました。あと私のチャンネル見てる人は受験生が多くて、出張のことよく聞かれるんですよ。北脇さんと村尾さんの去年の出張回数聞いても良いですか?

北脇:出張は、年5回くらい。鑑定部なので、Jリートの継続案件があれば半年に一回は行かなきゃいけないんですよ。札幌の案件も持っているので、年に一回は必ず札幌に行く。その他で言うと、九州の案件で行ったりとか大阪行ったりとか大分、福岡。まぁ、九州ですけども。あと細かいもうちょっと近距離で言うと関東・・・小田原とかもそうですし。

丸山:出張行く案件は、リートが多いですかやっぱり?

北脇:そうですね、リートが多いですね。

丸山:じゃあ、次に村尾さん。

村尾:えっと、コロナの前は月に2,3件くらい行ってる。セミナー関係で各地方の拠点に行ったり、地方のお客様に会いに行ったり、機械設備の評価で工場って割と地方に多いので、それで地方に行かしてもらったりっていうのがありますね。

丸山:じゃあ、村尾さんは結構行ってますね。

村尾:結構、行ってます。

丸山:全国行ってない県の方が少ないですか?

村尾:いや、大都市しか基本的には行かないです。

丸山:あぁ、そっか。それこそ島根に評価で行くのは・・?

村尾:ない。

丸山:基本的にはどこ行きますか?

北脇・村尾:札幌、仙台、名古屋、大阪、広島。

丸山:四国はあります?

北脇・村尾:ない。

丸山:じゃあ九州は?

北脇・村尾:ほぼ福岡、沖縄。

丸山:なるほど。じゃあ、やっぱりそこが出張先としては多いっていう事なんですね。

村尾:あと、私は海外にも結構行かしてもらってて。台湾とフィリピンとロサンゼルスに行かしてもらって。

丸山:え!LA?すごいね。

村尾:でも鑑定の仕事じゃなくて。台湾とフィリピンは、マーケット調査みたいなやつで。ロサンゼルスは、機械設備の評価のカンファレンスに参加させてもらって。

丸山:え、村尾さんって英語は?

村尾:ほぼだめです。

丸山:それでも「行きたいです」って手を挙げれば行けるっていう事?

村尾:あぁ、そう。行きたいって言えば、結構行かしてもらえます。

丸山:では次に、北脇さんに限定した質問になっちゃうんですけど、今もう何年務めてましたっけ?

北脇:2009年入社なので、12年ですね。

丸山:役職が変わったのは、どのタイミングですか?

北脇:役職は、大きく言うと2回変わってまして。まず鑑定士になったタイミングで大きく変わる。ここで給与も大きく上がって。
その後、もう一つ今上の課長的なポジションなんですけど、そこで大きく変わってますね。一回目、鑑定士になった時には、今まで補助者でいつも鑑定士の下で評価していたのが、自分単独でやるっていうところで、案件を個人で持つ、受ける、ってという所が大きく変わってます。
で、また一つ上ポジションになると、お客さん付きになって、各クライアントさんに仕事をもらうっていう所ですね。評価をするっていうよりも、仕事をもらってその前捌きをするっていうのがメインですね。

丸山:じゃあ入社して鑑定士になるまでは与えられた仕事をこなして、鑑定士になった後は給料は変わるけど仕事内容はそこまでは変わらなくて、鑑定士登録して3年くらい経ったら、取りまとめっていうポジションですよね?

北脇:そうですね、取りまとめですね。

丸山:取りまとめになるっていうところで上に立って、自分がマネジメントしていくっていう・・・それが6年以降で今も続いているって言うことですか?

北脇:そうですね。

丸山:次に北脇さんは、AM会社に出向していた経験があるので、そこもちょっと話しをしたいんですけど、AMの仕事内容をお話してもらっても良いですか?

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。(次回へ続く)


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丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。

県内では最年少の開業者ですので、お客様の事情に応じて迅速かつ丁寧な対応が可能です。

最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)

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メールの場合:mail@maruyama-res-office.jp

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