― 一人目 (Bさん) ―
― 演習 ―
丸山「じゃあ演習はどうでしたかね?」
B「演習は、最初三日に一回、計算の所をだけをやってたんですよね。これでいけるだろうと思ってたんですけど、答練やりだした時にこれだと出来ないっていう事に気づいて点数そんな良くなかったです。問一とか文章題だったりする事もあるんですけど、書けるようにしつつ主要な類型の問題をやっていた。二日に一回やってたと思います。模試で区分所有が出て、殆ど出来ず。これちょっとまずいなと思って、そこから一日一問全記述式で、全部書くようなのも一日一問やってましたかね。答練と過去問を順繰りに。」
丸山「じゃあ6月から一日一問ずっと書いてたってことですよね?書いて計算打って、本当に本試験さながらの状態で演習をやっていたっていう状態ですかね?」
B「そうですね、全記述式で一日解答用紙、4~6枚くらい使ってました。」
丸山「じゃあ、演習で点が取れるようになるにはどうすれば良いですか?」
B「全記述式でやってると強くなれると思いますね。先の流れを知ってたりイメージ出来てたりしないと、項目立てしてなんて書く所も迷わないので。練習してれば。」
丸山「それやって演習は強くなったって感じですか。」
B「はい、私はそれをやらないと身につかなかったという感じですね。」
― 民法 ―
丸山「民法はどうですか?」
B「暗記の方法は同じで」
丸山「鑑定理論同様で。目を瞑って言えるかな?ってやったり、月とか日ごとに課題設定してこの論証例言えるようにしようって暗記していったっていう感じですかね?」
B「そうですね。後は、答案構成も鑑定理論よりはじっくりやってたようなイメージがありますね。鑑定理論の方は、書き出したりしてなかったんですけど、民法は、最初の問題提起とかそういう所は書き出して、この問題だったらこれが問題になってそれで結論みたいなところまで書いてやってたかな。一日三、四問やってましたかね。」
丸山「回答まではいかないにしても、本当それを見ながら書けるぐらいの答案構成をしていたっていう感じですかね。」
B「はい、ものによっては結構書いてましたね。」
丸山「論証の暗記プラス答案構成する時も書き出しを書いたりして、ただ単に鑑定理論の答案構成とは違うような形で形にしてたっていう事ですかね、答案構成も。」
B「そうですね、これも時間があったから出来たっていう所があると思うんですけど、TACの論証例はすごく細かいので全部書いたりは出来ないんですけども、概ねそこにも一個一個触れていくくらいのイメージでやってたかなと思います。」
丸山「じゃあ、それって自分で回答を理解してそり落としてカスタマイズして答案書いてたって感じですかね?」
B「そうですね」
丸山「それって多分民法は分かった後の勉強ですよね?」
B「多分そうだと思います。最初からは無理です。」
丸山「民法を勉強する中で結構理解も進んできて、この表現よりこっちの方がすっきりして良いなと思って自分でオリジナルの論証じゃないですけど、少しシャープな文章にして覚えていったって感じですかね、論証とかも。」
B「はい、そんな感じです。メインの論点じゃない所の理由付けみたいな所も。」
丸山「じゃあ、民法で点が取れるようになるにはどうやっていったら良いですかね?」
B「自分は民法楽しいなって思いながら勉強してたんで、説明難しいですけど、知りたいと思うように勉強してたんですよね。」
丸山「民法は好きだったから、深く勉強できたって感じですかね?」
B「読むのは、結構楽しかったです。回答例とか。」
丸山「じゃあ民法が苦手な人はどうすれば良いと思いますか?逆に。」
B「鑑定理論と同じで優先順位を上げてやっていくのも良いかもしれません。自分も民法結構やばいなって思ったんです、早い段階で。でも途中くらい、鑑定理論と同じくらいの時間、毎日やってたと思うんですよね。その結果、何とか覚えて身に付けたという感じです。」
丸山「分かりました。」
― 二人目(20代中盤 社会人受験生)―
―演習―
丸山「お願いします、では演習を。」
C「演習については、本当に勉強方法はシンプルで過去問と答練をひたすら繰り返すのみで、その鑑定の演習の点数の取り方としては、ある程度難易度が高くても問題を解き切るスピード感と本番の中でもケアレスミスとかしないっていう正確性の二つが非常に求められるかなと思います。なので、僕の方はひたすら繰り返す中で、各演習で計算部分のみを取り出してその計算だけで一時間で解き切るという所を訓練したのと、指示事項を見逃さずに計算間違えしないという所を注力しました。特にその中でも、蛍光マーカ―を使って全ての指示事項の所の使いそうだなっていう所を線を引いてました。」
丸山「演習、得点が取れるようになるポイントは何ですか?」
C「本当にスピード感と正確性。これに尽きるかなって思っていて、ひたすら答練であったりとか、そういった問題を繰り返していくと、どの数値をどの部分で使うかとか、いつ時点の時点修正をするのかとか、そういった所をイメージしながら進めるようになるので、それで成果が出てくるのかなと思っています。また、その演習については左手で電卓叩いて右手で書いた方が良いとか。問題をブック形式にして三部に分けた方が良いとか。事前の処理、準備については2、30分かけてやった方が良いとか色んな方法というかアドバイスがあるかなと思うんですけども、結局は自分にとってそのスピードと正確性この二つが一番パフォーマンスが出る方法が何かというのを試していったら良いかなと思っています。僕も最終的には電卓は右手で対応してましたし、自分の工夫としては蛍光マーカーもそうなんですけども、計算は全部二回叩いてる。間違いがないようにしたりとか、そういった検算って言うのは確実にやるようにしてました。」
―民法―
C「初期は授業を聞きながら、論証例の理解。自分の言葉で、質問に対してどういう言葉で答えてるかっていうのを自分の言葉で説明できるレベルに嚙み砕くっていう作業をまず行いました。やっぱり民法というのが、論証例だけ見てもかなり難しい言葉で書かれていたりとか、日本語なのに理解しづらいという所が往々にしてあるのできちんとそこを理解しないと、完全な100%の暗記だけだと使えないなと思っていたので、そういった作業を挟みました。ただ、理解を進めつつ徐々に論証例を暗記していかないといけなかったので、ただ、丸暗記ではなくて大枠というか骨子は同じ程度で60~70%くらいその論証例を再現できるっていう所をゴールとして暗記を進めていました。また、自分用のノートを作って骨子の部分だけ飛び出したようなものっていうのを作成していたので、それを作ってそれを元に勉強していたイメージがあります。」
丸山「暗記ノートっていうか論点ノートみたいな?それを回していって、問題も解いてったのかな?」
C「そうですね、問題を見て自分で作ったノートと同じぐらいの再現をするっていう勉強をしてました。」
丸山「じゃあ、民法で点が取れるようにするにはどうしたら良いですか?」
C「正直、民法は得意科目じゃなくて。直前期も10点台を取ったりとかしてたので、参考にならないかもしれないですけども、少なくとも総まとめであったりとかそういった問題が出た時に論点漏れがなく、自分の回答を作るっていうのが最低限の点数を取るために必要な工夫なのかなと思います。」
丸山「じゃあ、逆に分かんないからといって手を広げすぎない方が良いって感じかな?」
C「そうですね、TACの論証例であったりとかそれ以上のものは書かなくて良いですし、論証例に載ってなくて自分の言葉で書かないといけないものはほかの受験生も書けないと思っておいた方が良いので、手は広げすぎずに民法に時間を掛けすぎると本当に勿体ないなと思ってしまいますね。」
丸山「じゃあそこは割り切って予備校だけの教材で問題に携わっていくっていう方で大丈夫っていうとこかな?」
C「そうですね、弁護士になるわけではないので。割り切った勉強方法の方が良いのかな思います。」
次回へ続く
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