【不動産鑑定士との対談】小澤孝明先生〈3/3〉/平成30年合格者が当時の勉強方法をお話します!

 

時間がない方へ(書き起こし内容)

丸山:本日はありがとうございました。

小澤:とんでもないです。いつも拝見しています。今までこのような形でやったことってありますか?

丸山:いや、初めてです(笑)

小澤:記念すべき第一号ですね(笑)

丸山:はい、よろしくお願いいたします。早速ですが、簡単なご経歴からお伺いしてもよろしいでしょうか

小澤:小澤孝明(オザワタカアキ)と申します。東京都生まれ東京育ちで現在40歳、都内の鑑定会社で働いています。

丸山:鑑定士試験を受験された経緯はなんですか?

小澤:元々、私の父親が鑑定士として独立開業しておりましたが、10数年前に急に他界したことがきっかけです。その時は別の会社で会社員をしていましたが、いろいろ考えた末、父が作った会社を継ごうと思い勉強を始めました。当時35歳でしたが、父が作った会社に転職し同時に勉強をスタートさせました。

丸山:社会人受験生だったんですか?

小澤:そうですね。9:00~18:00までは働き、その後勉強をしていました。

丸山:私のチャンネルの視聴者は社会人受験生も多いので、小澤さんのお話はとても貴重な話だと思います。なので、少しここを深堀させていただきます。
まず、35歳で勉強を始めて合格したのは何歳のときですか?

小澤:38歳(平成30年)で合格しました。勉強期間は3年になります。1年目は短答式不合格、2年目は短答式合格・論文式不合格、3年目に論文式合格、という流れです。

丸山:働きながらの3年ですか⁉  Σ(・□・;) それはすごいですね。

小澤:ありがとうございます。実は20代はずっと司法試験の勉強をしていまして、民法の勉強は多少のアドバンテージがありました。

丸山:そうだったんですか。では、受験時代の1日のスケジュールについて教えていただけますでしょうか。

小澤:平日は仕事が終わった後に3時間程度、直前期は5時間程度です。休日は10~12時間程度の勉強をしていました。理想は朝勉強するようにしたかったですが、最終的に習慣化したのは夜の勉強でした。

丸山:夜は残業などなかったですか?

小澤:夏の論文前の時期は繁忙期で残業が多く、1日1時間程度しが勉強出来ない日が続きましたので、当時は本当に合格できるのかとても不安になりました(笑)特に合格した年は「今年絶対に合格するぞ」と意気込んでいましたので、余計不安になっていました。

丸山:小澤さんの勉強方法について伺ってもよろしいですか?

小澤:基本的に鑑定理論と民法を得点源にして、それ以外の科目は足を引っ張らない程度で合格しようと思っていました。もちろん理想はすべての科目をトップ水準に上げることですが、社会人で働きながらの環境ではそれは出来ないと思っていたので、鑑定理論と民法を武器にしようと考えました。
意識したことは、基礎基本を重視することとと情報の一元化ですね。なので、これと決めたものを繰り返し行うという勉強でした。

丸山:では各科目の具体的な勉強方法について聞けますか?

小澤:鑑定理論については特効ゼミの問題集に情報を一元化して、その答案構成をずっとしていました。あとは基準の暗記ですね。
民法も答案構成が中心です。元々司法試験時代に勉強していたこともありましたので、論証例の暗記ということはせず、条文解釈や要件、定義を見直すことが多かったです。私の場合、民法はそこまで時間を費やしていなかったです。
会計学はあまり好きになれなかったというのがありまして、力技で定義、意義、要件などを覚えたというところですね。TACの総まとめテキストに全ての情報を集約させて、それを繰り返し暗記していました。
経済学はTACの計算問題集を中心にやりました。あとは総まとめの問題のグラフを書いた程度です。

丸山:聞いて思ったことは、問題集中心の勉強だったということですよね。鑑定理論、民法は答案構成、会計学は総まとめ、経済学は計算問題や総まとめが中心というお話でしたので、私の勧めている勉強方法と近いと思いました。やはり合格者はアウトプット中心の勉強になりますよね。

小澤:そうですね、インプットの際もアウトプットを意識して勉強していました。アウトプットをするときに出てこないというのでは話になりませんからね。

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。


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丸山不動産鑑定事務所は、<神川県横浜市>で開業した不動産鑑定事務所です。

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