【一人目】合格者インタビュー/勉強時間、試験後の感触、就職事情、受験生に向けて〔2/2〕

前回からの続き

 

丸山「総勉強時間は何時間だっけ?」

一人目「4900時間です(笑)」

丸山「自分の中でどのくらいだったら受かったかなって感じがする?」

一人目「4000時間は絶対必要だったなと思います。4000(時間)やって、ボーダーギリギリくらいじゃないかなと。」

丸山「4500(時間)くらいやったら、今の水準にきたかなって感じかな?」

一人目「ただ、専業生で次の年はないって考えると…」

丸山「結果的に時間は多かったけど、3900(時間)とか4200(時間)で落ちるくらいだったら、4900(時間)まで振り切った方が確実性も増すし、より安心できるっていう感じだよね?」

一人目「結局、暗記も常に足し算じゃなくて、抜け落ちるマイナスの部分が絶対あるので。絶対、今年で受かる余裕っていうのは専業生には必要なんじゃないかと思います。」

丸山「実際、毎日10時間以上やってたもんね。」

一人目「そうですね。週一で休みはとって、平均10~11時間くらいかと。」

丸山「開始三ヶ月でぐっといたのは大分、楽だったよね。」

一人目「そうですね、前の年に短答受かっちゃうっていうのはアドバンテージが。」

丸山「最初から短答→論文の順番のコースで考えてたっけ?」

一人目「そうです、予定通りと言えば予定通りです。」

丸山「あの時期に短答があったらきつかったよね?」

一人目「きつかったですね。5月は全答練とかあるので、そこで行政法規を抱えながら他の教科を回すってなったらちょっとストレスだったかなと。」

丸山「全答練の成績(1,2回目)は何位だった?」

一人目「1回目が80位代、2回目は40位代です。」

丸山「総勉強時間が5000時間弱と。やっぱりワンルーム上りは違うね、根性とガッツが(笑)」

一人目「いやいやいや(笑)本当にそれくらいは必要だったかなと思いますね。」

丸山「やっぱり高学歴の人は勉強時間が少なめでも良いとは思うけど、勉強してこなかったのであれば、時間を積むしかないからね。」

一人目「そうですね、大学受験もしないで入ってるのでそういう経歴の人は、5000時間取ると良いんじゃないかと思いますね。」

丸山「受験時代に辛かった事はある?」

一人目「一番は、友達の誘いを全部断らないといけないという所ですかね。自分の立場が無職という状況もあって、社会的地位と不安もあって、誘いを全部断らないといけない所が辛かったですね。」

丸山「そこの誘惑に打ち勝っていけないといけないしね。」

一人目「これは一旦断ち切る必要はあるのかなと思いました。」

丸山「日々の勉強で意識した事はある?」

一人目「仮眠は結構していました。眠い状態でダラダラやるよりも眠気を感じたら10分だけ仮眠をしてからやるようにしていました。あとは、全教科タイマーを個別で用意していて。一日の相当たる勉強時間と各科目の勉強時間を1分単位で測って記録する。積み重ねる事でモチベーションも上がるし、集中して勉強する事と時間管理を意識して出来るので。」

丸山「勉強を通じて学んだことはありますか?」

一人目「全クリっていうんですかね。一点にすべてを注いでギリギリの戦いをして辛かったですけど、結構充実感はあったなと思っています。振り返れば楽しかったのかなと。一生懸命頑張るというのは良い事だなというのは学びました。」

丸山「やっぱり受かったからより充実感もあるよね。」

一人目「そうですね、受かったからというのはありますね。」

丸山「辛くても結果が出ればハッピーになるって事だね。」

一人目「そんな感じです(笑)」

丸山「試験直後の心境は?」

一人目「正直、いけたなという感覚。上から130番には入ってくる感覚はしていました。ただ、時間が経つにつれてどんどん不安になってくる感じで。」

丸山「特に今年は会計学でのれんが出たり、経済学でマクロですごい問題が出たじゃん。あの辺出たけど大丈夫っていう感じはした?」

一人目「経済の問題は、見た自瞬間に誰も出来ないなと思って。逆に落ち着いて対応出来たというか、全然心配はしていなかったです。のれんも出たんですけど、覚えていたので書けて。アドバンテージとれたんじゃないかなと。一つ不安だったのが鑑定理論の第一章がちょっとズレた内容を書いてしまったというのがあったんですけど、不安材料はそれくらいでした。」

丸山「試験後の就活の話しを、可能な限りしてもらいたいなと思うんだけど。」

一人目「大手3社と中堅1社の全4社を受けて、内定数は2社。第一志望から内定を頂いていて面接をお断りしたという感じです。面接の状況は、お断りの連絡を頂くことなく進み、第一志望に内定が運良く出たという感じです。」

丸山「何かやりづらさはあった?」

一人目「特になかったです。すごい変な質問とかもなかったですね。鑑定士になろうと思った理由、どんな鑑定士になりたいですかとか答えられる内容だったので、順々に答えて印象が良くなるように頑張ったという感じです。」

丸山「どんな鑑定士になりたい?」

一人目「今まで色々な類型を出来るようになって、その中で一つ突き抜けるものがあれば鑑定士としては良いのかなと思っていて。直近は、実務修習をストレートで受かる事が第一で、鑑定士になって掴めるチャンスは掴む準備は集めていきたいと思います。

例えば、社内でのプロジェクトで参加するなど、積極的にチャンスを拾っていける人材になるために日々頑張っていきたいなと思います。」

丸山「向上心を持って、ここであぐらをかかずによりステップアップを意識しながら働こうという感じだね。」

一人目「そうですね、特に鑑定士の勉強をして向上・ステップアップする事は気持ち良い事だなと強く実感したので継続して頑張っていきたいなと思います。」

丸山「素晴らしい…ワンルーム上りは違うわ根性が(笑)

来年の受験生に向けて一言!」

一人目「勉強期間は不安で辛くて我慢ばっかりかと思うんですけども、合格さえしちゃえば全てが良い思い出だと思うので、今を死ぬ気で頑張ってください(笑)!」

丸山「受験期間中は先の見えないトンネルを歩くみたいな感じだもんね。」

一人目「落ちたら死ぬと思ってやってましたね(笑)」

丸山「ブレイクスルーしたタイミングをしたタイミングはあった?」

一人目「一発目の短答までのスケジュールがちょっとハードめだったのでそこかなと。」

丸山「そこで勢いついたんだね。」

一人目「最初の目標が1年半後だと最初そんなに頑張れなかったかなと思って。直近の短答のためにガッと勉強をして、そのままの流れで継続したという感じですかね。」

丸山「短答を三ヶ月集中して受かったことで、勉強に対する身体作りが出来て短答も受かって勢いがついて論文に行けた感じだね。」

一人目「そうですね!」

丸山「分かりました。鑑定会社で羽ばたいちゃってください!」

一人目「ありがとうございます、頑張ります!」

丸山「またゆっくりご飯でも食べよう。」

一人目「はい、お願いします!」

丸山「ありがとうございました、お疲れ様です!」

一人目「ありがとうございました!」

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。

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