【不動産鑑定士と司法書士のダブルライセンス】現役鑑定士がインタビュー/いずれがオススメですか?

この度、不動産鑑定士・司法書士である平子先生に「両者で悩んでいる場合、いずれがオススメなのか?」ご質問させていただきました。
この動画が司法書士試験、鑑定士試験のいずれを受験しようか悩んでいる方の参考になりますと幸いです。
なお、当記事は約2,400字ありますので、約5分(500文字1分で計算)で読み終えます。

それではどうぞ!(^o^)/~~~ 

時間がない方へ(書き起こし内容)

今回の動画は対談動画、三弾目の動画になります。

出演していただいたのは鑑定士と司法書士のダブルライセンスで活躍されている平子(タイラコ)先生です。

今回も全部で3本の構成になっていまして、1本目は平子さんの経歴と二つの資格の難しさやどちらがオススメといった動画で、2本目は勉強方法、そして3本目ですが、平子さんはCBREという外資の鑑定会社に在籍していたのでその時のお話と、ダブルライセンスの親和性やメリット、両資格のコスパの良さについてお話いただきました。

今回もいろいろな話が聞けとても面白い動画になりましたので、是非最後までご覧ください。

ではどうぞ!!!


丸山:お疲れ様です。そして、お久しぶりです(笑)

平子:お久しぶりです。

丸山:本日は宜しくお願い致します。

平子:こちらこそ宜しくお願い致します。

丸山:まずは平子さんの経歴を教えて頂けますか。

平子:大学生のときから起業には興味がありましたが、自分にはビジネスを起こす才能もないので、資格ビジネスで開業をしようと考えました。そして税理士と司法書士の二つで悩みましたが、自分が法学部ということもありましたので、最終的には司法書士に決めました。
司法書士試験は大学の最終年(23~24歳)に合格し、卒業後は司法書士事務所で働きました。司法書士業界は7年いましたが、自分が業界に入ったころからオンライン化がすごい進むようになったので、ゆくゆくは自動化に伴い業界全体が先細りするんじゃないかと不安に感じ、25~26歳くらいの時に他の資格も考えるようになりました。
そんなとき、不動産が好きだったので不動産に繋がるビジネスをしようと思い、28歳のときに最難関の不動産鑑定士を目指しました。
鑑定士試験は31歳で合格して、すぐにCBREという外資の不動産会社の鑑定部門に転職し、約3年働いた後、令和元年の35歳に独立しました。

丸山:司法書士の勉強期間はどれくらいですか?

平子:結構短かったですが、8ヵ月くらいだったと思います。

丸山:え!?!?!・・・それかなり早いですよね?

平子:そうですね(笑)

丸山:お話を聞いて思ったことは、戦略的に資格を取りにいったってことが面白かったです。将来独立するうえで自分には商才がないから資格取ろうと思って資格を取ることは、いい意味で意識が高い大学生だと思いました(笑)

平子:www 確かにそうかもしれません。

丸山:そこで平子さんのレベルの高さを感じました。司法書士と鑑定士を取られて、いずれの資格の方が難しかったですか?

平子:正直、一概に言えないというのが感想です。司法書士は択一試験で、鑑定士は論文試験なので、人によって合う合わないがあるからです。司法書士は細かい知識が問われ、鑑定士では論文が書けないと合格できません。さらに受験環境も司法書士のときは専業でしたが、鑑定士は社会人受験生でした。したがって、試験の種類さらに受験環境が異なります。
一般的には司法書士の方が勉強時間は多くなるはずですが、私には司法書士の方が合っていました。

丸山:それを聞くと、宅建士の試験が択一なので宅建の次に鑑定士を目指す人も多いですが、人によっては司法書士の方が良い場合もありそうですね?

平子:そうですね。ただし司法書士には記述式試験というのがありますが、それは論文とも択一とも違いますので注意が必要です。

丸山:では勉強時間に対する売上や年収を鑑みると、どちらの方がコスパが良いですか?

平子:鑑定士の方が断然いいですね。仮に同じ勉強時間をかけたとしても鑑定士の方が良いと思います。鑑定士は不動産全般に強い資格なので、つぶしがききます。前職の鑑定会社では周りの鑑定士はAM会社や仲介会社へ転職する人が殆どでしたが、司法書士の場合はそれが出来ません。

丸山:大学生で司法書士か鑑定士かで悩んでいる人がいる場合、司法書士を取ればその業界では生きていけるけど、鑑定士を取れば、鑑定業界、AM、仲介、デベロッパーと多岐にわたる可能性がありますね。

平子:そうですね。不動産の価格は不動産の経済活動を考えるうえで根幹になるので、とても必要になります。仲介会社のなかでも鑑定部門があると便利ですし、不動産の価格ってしっかり調べないとわからないので、そういった意味でも根幹の資格を取った方がいいですね。
ただ、法律が好きなら司法書士でも問題ないですが、不動産が好きでどちらにしようか悩んでいます、っていう人なら鑑定士をオススメします。

丸山:やっぱりつぶしがきくということが大きそうですね。

平子:そうですね。そこは金額では測れない価値があると思います。

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。


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最近ではYouTuberとしてデビューさせていただきました(笑)

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