【不動産鑑定士】企業内鑑定士の仕事内容を考察します!

時間がない方へ(書き起こし内容)

今回の内容は、質問をいただいたのでその回答動画になります。

Q現在鉄道会社に勤めながら鑑定士の勉強をしております。そこで企業内鑑定士として評価書を書くことは可能でしょうか。また企業内鑑定士の活躍フィールドにはどのようなものがあるとお考えでしょうか?


⬇︎⬇︎⬇︎勉強方法に関する動画⬇︎⬇︎⬇︎

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以下、回答です。

まず、働いている鉄道会社が不動産鑑定業者の登録をしていれば、鑑定評価書を発行することができますが、鑑定業者の登録をしていない場合には鑑定評価書を発行することができません。

そして鉄道会社の場合、ほとんどの企業は不動産会社をグループ会社に持っていて、その不動産会社のなかに鑑定部門があることが多いはずです。なので評価書が発行される場合は、そのグループ会社である不動産会社の名前で発行されることが多いと思います。

したがって、鑑定評価書を発行するのは親会社である電鉄会社ではなく、グループ会社の不動産会社名義で発行していると思います。

例えば、東急電鉄であれば東急電鉄として評価書を発行するのではなく、グループ会社の東急不動産の名前で評価書を発行するということです。

あと企業内鑑定士の活躍の場ですが、あまり詳しくなくて恐縮ですが、CRE戦略には有用かと思いました。

今では経営戦略の一環で不動産の活用が課題になっていますし、その不動産の活用次第では企業価値が上がると考えられていますので、CRE戦略が注目されています。

なので鑑定士を持っていれば、CRE戦略の部隊で活躍できる可能性が高いと思います。

あと話が少し逸れますが、生保系の鑑定部門であれば、鑑定会社に評価書を発注した後のレビュー業務があります。内容としては、納品された評価書の賃料や利回りの根拠であったり、評価書のそもそもの前提を確認するという仕事です。

外注した評価書の監査役のようなことですが、これも企業内鑑定士しかすることが出来ません。

大変恐縮ですが、企業内鑑定士のことはあまり詳しくありませんので、これをみた企業内鑑定士の方がいらっしゃたら、コメント欄に現状について記載していただけると助かります(汗)

以上が今回の動画になります。ありがとうございました。


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